【完全ガイド】初雪前の準備チェックリスト|備えたいグッズや、運転の注意点を解説

冷え込みが強くなり、最低気温がマイナスの日が増え始めると、気になるのが「いつ、雪が降るか」です。雪は毎年、突然降り始めます。近年は異常気象の影響で、局地的な大雪や立ち往生を引き起こすほどの急激な雪も増えています。
雪で慌てないために、初雪を前にした今こそ、安全運転に必要な項目をチェックしておきましょう。今回は初雪前に確認しておきたい準備を、チェックリスト方式で紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、冬道を安全に運転するヒントにしてください。
▼この記事を最後まで読むとわかること
・タイヤ交換が完了いるかが最重要であること
・初雪以降に備えるべきもの
・大雪や立ち往生に備えるためのもの
・天気予報・道路情報の重要性
・タイヤ流通センターならお得にスタッドレスタイヤに交換できること
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目次
初雪前、まずは何より「タイヤ交換」が完了しているかをチェック

初雪が降る前に、まず完了させておかなければならないのが、スタッドレスタイヤへの交換です。路面温度が5~7℃を下回るようになると、夏タイヤでは性能を発揮できなくなります。まだ降雪がなくても、早めにスタッドレスタイヤへ交換しておいた方が安心です。
スタッドレスタイヤへの交換とあわせて、以下の2項目もチェックしておきましょう。
- スタッドレスタイヤの状態
- スタッドレスタイヤの空気圧
スタッドレスタイヤの状態もチェック
スタッドレスタイヤは、ゴムの柔軟性と、細かくほり込まれた溝によるひっかき力で、滑りやすい路面をグリップし、車体を駆動させます。走行とともに溝は摩耗するため、乗り始める前に「十分に溝が残っているか」確認しておきましょう。
スタッドレスタイヤの寿命は、プラットホームと呼ばれる突起で判断します。プラットホームは溝の隙間に設置された小さな突起で、周辺の摩耗とともに、徐々に先端を露出させます。プラットホームが露出した時点が、スタッドレスタイヤの寿命です。
プラットホームは、タイヤ側面(サイドウォール)にある「↑(矢印)」の刻印を、接地面(トレッド面)にたどった先にあります。もうすぐ頭頂部が露出しそうな場合は、シーズン後、あるいはシーズン中に交換が必要になる可能性があります。プロの整備士に、いつごろ交換になりそうか見てもらうと良いでしょう。
スタッドレスタイヤの空気圧もチェック
タイヤの空気圧は、常に適正値を保つことが重要です。空気圧が高すぎても、低すぎても走行は安定せず、タイヤに不要な負荷がかかります。
さらに気温が低下する冬は、空気の体積が小さくなり、空気が抜けやすいように感じませんか。実際、気温が1℃下がると、タイヤの空気圧は1~2kPa(キロパスカル)低下するそうです。
スタッドレスタイヤに交換したら、定期的に空気圧をチェックし、適正圧を保てるようにしましょう。
タイヤの適正な空気圧は、運転席側のドアを開いた内側にシールで貼付されています。空気圧を計測し、充填できる機械は、ガソリンスタンド等に設置されているものを使うと良いでしょう。給油のついでに空気圧を点検する癖をつけ、安全走行に努めてください。
初雪以降の寒さ・雪・凍結に備えるチェックリスト

初雪が降ると、寒さがワンランク強まる気がする方も多いでしょう。冷え込みもさらに厳しくなり、ここからはいつ大雪が降ってもおかしくない気象条件になってきます。
初雪以降の寒さや雪、凍結に備えるチェックリストを紹介します。
寒冷地用のウォッシャー液
冬の運転で怖いのが、フロントガラスの凍結です。フロントガラスが凍結すると視界が確保できず、事故も起こりやすくなります。
夏用のウォッシャー液を冬に噴射すると、霧状の液が瞬時に凍り付き、フロントガラスを真っ白にしてしまうおそれがあります。冬前に、ウォッシャー駅を寒冷地用やオールシーズン用に入れ替えておくことをおすすめします。
冬用ワイパー
ワイパーのゴムも、凍結します。凍結したゴムはフロントガラスの水分を適切に処理できず、視界を妨げるばかりになってしまいます。
ワイパーも、可能なら冬用のものに交換しておくと安心です。冬用のワイパーはゴム全体がカバーされており、凍結しにくい仕様になっています。
バッテリー
気温が下がるとバッテリー内部で化学反応が起こりにくくなり、エンジンがかからない等のトラブルにつながります。
また、バッテリーの寿命は3~4年といわれますが、冬の冷え込みがバッテリーに負荷をかけ、一気に寿命を縮めてしまうケースも散見されます。
「急にエンジンがかからなくなった」というトラブルに遭わないためにも、冬を迎える前にバッテリーも点検してもらいましょう。
エンジンオイル
油は、気温が下がると固化します。エンジンオイルも、同様です。冬になるとオイルの温度が低下し、硬くなってしまうことがあります。
冬用のエンジンオイルは、低温化でも適切な粘土を維持でき、エンジン内部を円滑に回ってくれます。冬の冷え込みが厳しい地域の方は、エンジンオイルも冬用に交換しておくことをおすすめします。
大雪や立ち往生に備えるチェックリスト

冬の運転で怖いのが、大雪への遭遇です。立ち往生に巻き込まれた場合、数時間以上を社内で過ごす必要にも迫られます。
何が起きるか予測できない冬の道だからこそ、備えておくと安心なグッズをチェックリストにしました。
- 雪かきセット
- タイヤチェーン
- ジャッキ
- 牽引ロープ
- ブースターケーブル
- 長靴・軍手
- 懐中電灯
- 解氷剤
- 防寒セット・非常食・飲料水
- 携帯トイレ
- モバイルバッテリー
それぞれを詳しく見ていきましょう。
雪かきセット
雪かきに必要なグッズは、以下のとおりです。
- 雪かき
- スノーブラシ
- スノースクレーパー
- スコップ
雪かきやスノーブラシを車に乗せておくと、乗車前に車に積もった雪を取り除く段階から役立ちます。
また、出先で大雪に遭い、車の周囲の雪をかきたいときなどにも使えます。
スノースクレーパーは、ガラスについた霜や硬い氷を削り取る道具です。スノーブラシの、ブラシと反対側についている場合もあります。
重い雪や深い雪を取り除くとき、またマフラー周りなどの細かい部分の雪を除去したいときには、雪かきよりスコップが重宝します。軽量で扱いやすいものを1本、載せておくと安心です。
タイヤチェーン
スタッドレスタイヤの性能が向上し、よほどの場合を除いてスタッドレスタイヤのみで対応できるようになりました。ただ、雪が深い場所や強烈に凍結した路面、急こう配などは、タイヤチェーンを巻いたほうが安全です。
また、雪で車がスタックした際も、タイヤチェーンを巻いたタイヤを小刻みに動かし、タイヤ周辺の雪を踏み固めると脱出できる可能性が高まります。
北日本や豪雪地域、山間部などにお出かけの際は、タイヤチェーンも載せておくと良いでしょう。
いざというときにスムーズに装着できるよう、雪のない日に平地で取付方法を確認しておくことも大切です。
ジャッキ
ジャッキは、車を下から持ち上げる道具です。タイヤチェーンを装着する際に必要となります。
また、雪にタイヤがスタックした際、タイヤを持ち上げて滑りにくい砂利などを敷き詰めたいときにも使えます。
車に常備するなら、コンパクトなタイプがおすすめです。ホームセンターやカー用品店、ネット通販で購入できるため、使いやすいものを選んでください。
牽引ロープ
牽引ロープは、雪道でスタックした車を脱出させるため、他の車に引っ張ってもらう際に車同士をつなぐロープです。バンパーにあるフックカバーを取り外して、牽引フックを取り付けて使用します。取扱説明書を見て、確実に作業しましょう。
また、雪のないときに取り付ける箇所や、牽引時の注意点を確認しておくと、いざ使う場面でも慌てずに済むでしょう。
ブースターケーブル
「大雪でワイパーを頻繁に使用した」「寒い中渋滞に巻き込まれ、暖房を連続的に使用した」といった場面では、バッテリーの消耗が激しくなります。バッテリーが上がり、エンジンがかからなくなるおそれがあるときは、ブースターケーブルで他の車から電気を分けてもらって凌ぐことになります。
ブースターケーブルは、赤いコード(プラス)と、黒いコード(マイナス)の2本がセットになっています。両端がクリップになっており、このクリップで2台の車のバッテリー端子を挟み込んで、電流を流します。
長靴・軍手
雪の中の作業には、長靴や軍手が必須です。ただ、長靴は冷えやすく、軍手はすぐに湿り体温を奪います。可能なら、スノーブーツや防水仕様のグローブを用意しましょう。
懐中電灯
夜間の作業に備え、懐中電灯もあると便利です。明るく、軽量で取り回ししやすいタイプを選んでください。防水性があるとなお安心です。
スマートフォンのライトの使用は、おすすめできません。寒い中でのスマホ使用は充電の消耗が速く、連絡を取りたいときにつながらなくなる危険があります。
解氷剤
解氷剤は、氷を溶かすためのスプレーです。「霜取りスプレー」などの名称で販売されている製品もあります。
ガラスに付着した霜をスピーディーに除去できるほか、氷ついた鍵穴や凍って動かなくなったワイパーの解氷にも使えます。
ガラスの凍結は、豪雪地帯や山間部ではない、平地でも頻繁に起こります。1本、車に備えておくことをおすすめします。
防寒セット・非常食・飲料水
立ち往生に遭った、車が動かなくなったなど、予期せぬトラブル時は、乗っている人の安全確保が最優先です。防寒セットや非常食、飲料水を常備しておき、身体の安全を守れるようにしましょう。
- 防寒グッズ:ブランケット、カイロ、手袋、断熱シート、寝袋など
- 非常食:パン、クッキー、チョコレート、パウチタイプのゼリー など
非常用電源を載せておくと、充電式のヒーターなども使えるようになります。
携帯トイレ
長時間トイレに行けない場合に備え、携帯トイレも載せておくと良いでしょう。携帯トイレには、密閉袋に排尿する「袋タイプ」と、便座型になる「簡易トイレタイプ」があります。
袋タイプはコンパクトで、収納場所を選ばない点がメリット。ただ、袋トイレが使いにくいシニアやお子さんが同乗するドライブには、簡易トイレタイプをおすすめします。
スマホのモバイルバッテリー
スマートフォンに使われているリチウムイオンバッテリーは、低温下では化学反応が起こりにくくなります。冬場、スマートフォンのバッテリーの減り方が速いと感じるのは、決して気のせいではありません。
ケーブルで車と接続して充電する方法もありますが、車が動かなくなったときのためにモバイルバッテリーも持っておくと安心度が高まります。
また、当然ですがモバイルバッテリーは、モバイルバッテリー自体を充電しておかなければ使えません。車に乗る前に、忘れずに充電しておいてください。
雪の季節は、行き先の天気予報・道路情報もチェック

「備えあれば憂いなし」とはいうものの、何事もなく無事に帰ってこれるのが最善であることに異論はないでしょう。
冬のお出かけは、行先地域の天気予報や道路情報もチェックしておきます。天候の急変もあり得るため、こまめに情報を更新し、最新状況の把握に努めましょう。
とくに面積の大きい県や南北に長い県は、地域によって天候がまったく異なることも珍しくありません。県庁所在地の天候ではなく、「行先の地域の」天気を見るようにしてください。
そして、大雪の注意報・警報が出ていたら、不要不急の外出を避ける、予定を注視する勇気も大切です。
雪道運転のチェックポイント

初雪が降る前に、雪道運転で注意すべきポイントも確認しておきましょう。
雪が降った路面は、想像以上に滑りやすくなっています。雪の下に凍った路面が隠れている場合は、滑りやすさがさらに増します。雪道では、以下の4つの運転を絶対にしてはいけません。
- 急発進
- 急加速
- 急ハンドル
- 急ブレーキ
総称して「“急”がつく運転は厳禁」と表現する場合もあります。いずれもスリップしやすく、シチュエーションによっては大事故につながるおそれもある運転です。
雪道はゆっくりと発進し、慎重に加速する。進行方向を良く確かめてから、そっとハンドルを切る。そして、制動距離が延びることも考慮し、早めにブレーキをかけ始め、十分な車間距離を保って停車できるよう気をつけましょう。
まとめ
今年も各地から初雪のニュースが聞こえる季節になりました。雪へは、どんなに備えても備えすぎることはありません。行先の状況、天気予報に合わせ、考えられるあらゆる準備を完了させておきましょう。
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