車の2台持ちにかかる費用はどれくらい?メリットや維持費を節約するコツを解説
「車がもう1台あったら便利なのに」と考えたことがある人は、少なくないでしょう。2台あれば、いつでも自由に車を使用でき、生活の利便性が一気に上がります。
ただ、気になるのは維持費です。車を2台持つと、実際にどれくらいコストがかかるのでしょうか。
今回は、車を2台持ちした際に用意すべき費用を、具体的に解説します。あわせて車が2台あるメリットや、2台持ちするか迷った際の判断基準、2台持ちにおすすめの車種組み合わせもまとめました。
車の2台持ちに迷っている方、必見の内容です。最後までお読みいただき、自分に合った2台持ちを実現するヒントにしてください。
▼この記事を読んでわかること
・車を2台持ちするメリット
・車の2台持ちにかかる費用
・車の2台持ちに最低限必要な費用の目安
・車を2台持つかどうかの判断材料
・タイヤ流通センターならタイヤ交換が安く済むこと
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目次
車を2台持ちするメリット
車を2台所有するか迷ったら、メリットを考えてみましょう。すでに2台持ちしている人の意見も踏まえながら、車を2台持ちするメリットを3つ解説します。
同じタイミングで車を使える
車が2台あれば、使いたいタイミングが重なっても問題なく車で出かけられる、というのが最大のメリットです。
日常生活では、1人が車で出勤している時間帯に、もう1人が買い物や子どもの送迎に車を使いたいシーンもあるでしょう。車が1台しかなければ、行動に制約が生まれます。しかし、車が2台あれば、仕事も買い物・送迎も、車で便利に出かけられます。
目的によって車種を使い分けられる
車が2台あると、目的によって車種を使い分けられるというメリットが生まれます。たとえば、以下のような例が考えられます。
- 通勤には軽自動車を/休日の遠出にはワンボックスを
- 日常使いにはコンパクトカーを/キャンプ用にSUVを
車の2台持ちには、相応の費用がかかります。目的に応じて最適な車種を選べば、維持費を最小にしながら2台持ちできる可能性が高まります。
緊急時に備えられる
車が2台あるメリットは、緊急時にも発揮されます。1台が故障し使えなくなっても、修理が完了するまでもう1台を使用できます。もし、車が1台しかなければ、代車を借りたり、別の交通機関を使ったりと、生活に何かと不便が生じるでしょう。
災害が起きた際も、車が2台あればスペースにゆとりが生まれ、避難の選択肢も広がります。
車の2台持ちに必要な費用
車の2台持ちを考えた際、まず費用面が気になる人も多いのではないでしょうか。車の2台持ちにかかる費用を解説します。
購入費
まず、2台目の車の購入費用がかかります。新車購入の相場は、以下のとおりです。
車種 | 価格帯 |
---|---|
軽自動車 | 100万~200万円 |
コンパクトカー | 130万~250万円 |
セダン | 200万~500万円 |
SUV | 200万~500万円 |
ワゴン | 200万~500万円 |
ミニバン | 200万~400万円 |
近年は車体価格も値上がりが続いています。2台持ちの費用を節約するためには、中古車の購入もおすすめです。
維持費
車1台あたり、年間にかかる維持費は約20~30万円といわれます。内訳は、以下のとおりです。
- ガソリン代
- 車検費用(2年に1回)
- 点検、整備費用
- タイヤ交換費用
- 自動車税、軽自動車税
- 自動車保険費用
ほか、必要に応じて駐車場代や高速道路代金もかかります。以降では、まとまった出費となる項目について、費用のめやすを解説します。
車検費用
車検費用は、車種によって変わります。めやすは以下のとおりです。
車種 | 費用めやす |
---|---|
軽自動車 | 6万~12万円 |
普通自動車(~1t) | 7万~15万円 |
普通自動車(~1.5t) | 9万~17万円 |
普通自動車(~2t) | 11万~20万円 |
車検費用には、以下の項目が含まれます。
- 法定費用
└自動車重量税、自賠責保険、印紙代 - 車検基本料
このほか、修理や交換が必要な場合は、別途費用がかかります。車検はかならず受けなければならず、新車登録から初回の検査が3年間、以降は2年ごとに、上記の費用が発生します。
自動車税、軽自動車税
自動車税・軽自動車税は、毎年1回支払いが発生します。税額は排気量に比例して上がります。税金を節約したいときは、排気量が小さい車を選ぶと良いでしょう。
車種・排気量 | 税額 |
---|---|
軽自動車 | 10,800円 |
1,000cc以下 | 25,000円 |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 |
4,500cc超6,000cc以下 | 87,000円 |
6,000cc超 | 110,000円 |
自動車保険費用
自動車保険とは、任意で加入する保険です。車検費用と同時に支払う自賠責(強制保険)は、最低限の補償しか含まれていません。補償対象や補償内容を加入者自身が決定し、必要な補償を確保するためにも、任意保険への加入が必要です。
自動車保険の費用は、年代や補償範囲、ノンフリート等級など、諸条件によって異なります。毎年更新が原則で、年間に5万~15万円程度を掛けている人が多いようです。
タイヤ交換費用
タイヤは、走行につれて摩耗する消耗品です。数年に1度は新品への交換が必要で、購入費用や交換工賃がかかります。
また、雪が降る地域に住む方は、春先と秋口に夏タイヤとスタッドレスタイヤの交換が必要です。2台持ちする場合は、それぞれの車にタイヤ交換が発生する点を、押さえておきましょう。
タイヤの購入費用は、サイズやメーカー・ブランドによって幅があります。交換作業にかかる費用のめやすは以下のとおりです。
〈タイヤ交換工賃〉
項目 | 費用(4本分) | |
---|---|---|
交換工賃 | ~15インチ | 6,600円 |
16~17インチ | 7,920円 | |
18インチ | 9,240円 | |
廃タイヤ処分費用 | 全サイズ共通 | 2,200円 |
※ タイヤ流通センターの場合
上記タイヤ流通センターの交換工賃には、タイヤのバランス調整費用が含まれています。バランス調整費用を別途とするショップもあるため、注意してください。また、必要に応じてバルブ交換費用(500円程度)がかかります。
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車の2台持ちに最低限必要な費用の目安
車を2台持つと、どのくらい費用がかかるのでしょうか。前章で解説した費用をもとに、最低限用意すべき費用を解説します。
2台目が軽自動車
2台目に軽自動車を所有した場合にかかる費用は、以下のとおりです。
項目 | 費用めやす |
---|---|
購入費用 | 100万~200万円 |
車検費用 | 6万~12万円 |
軽自動車税 | 10,800円 |
このほか、ガソリン代やメンテナンス費用、タイヤ交換費用が必要です。軽自動車をもう1台所有した場合、年間で20万~25万円程度の出費を考えておきましょう。
2台目が普通乗用車
2台目に普通乗用車を所有した場合にかかる費用は、以下のとおりです。
項目 | 費用めやす |
---|---|
購入費用 | 130万~500万円 |
車検費用 | 7万~20万円 |
自動車税 | 25,000円~110,000円 |
ガソリン代の高騰が続いています。普通乗用車は、軽自動車に比べてガソリンを必要とします。維持費を節約したい場合は、ハイブリッド車や電気自動車(EV)も視野に入れ、検討すると良いでしょう。
なお、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)は、自宅で充電可能です。ただし、家庭用の100Vコンセントでは充電に時間がかかりすぎるため、EV・PHEV用に200Vのコンセントを設置し、使用します。自宅に200Vのコンセントがない場合は、業者に依頼し設置してもらう必要があります。
充電用コンセントの設置費用は、製品、施工費用を合わせて10万円ほどを考えておきましょう。
車を2台持つかどうかの判断材料
コストをかけて車を2台持つべきか、1台を使いまわすか迷ったときに、判断の基準にできる3つのポイントを解説します。
駐車場は確保できるか
車を2台持ちには、2台分の保管場所が必要です。自宅に駐車スペースを確保できるかどうか、確認しましょう。駐車に必要なスペースのめやすは、国土交通省が定めています。
対象車両 | 幅員 | 奥行 |
---|---|---|
軽自動車 | 2.0m | 3.6m |
小型乗用車 | 2.3m | 5.0m |
普通乗用車 | 2.5m | 6.0m |
※ 参考:国土交通省|駐車場設計・施工指針
人が、ゆとりを持って動くためには60cm程度の余裕が必要とされます。荷物があったり、子どもがいたりすることを踏まえ、2台目の車幅+60cmを確保できるか、検討してください。
自宅で十分な駐車スペースが確保できない場合、有料駐車場を借りることになるでしょう。この場合の費用も、概算に計上する必要があります。
維持費は支払えるか
先に解説した通り、車の2台持ちには、年間で数十万円単位のコストがかかります。家計を見直し、無理なく支払えるかどうか、客観的に検討してみてください。
車を持ったために、本来必要な費用の支払いが滞ることのないよう、計画的に検討することが大切です。また、維持費を抑えられる、以下の工夫も考えてみてください。
- 燃費性能の良い車や軽自動車を選ぶ
- コスパの良い自動車保険を探す
- タイヤをお得に購入、交換できるショップを探す
本当に2台必要か
最後に、本当に2台必要なのか、家族でしっかり検討します。2台必要な理由を列挙し、その必要性を検証します。
誰と誰が車を使うのか、2台必要なタイミングはいつか、用途は何か、1台で使いまわせないかなど、シミュレーションしてみてください。
こうした議論を重ねると、2台目に必要な車種や性能、スペックも具体的に見えてきます。
車の2台持ちにおすすめの組み合わせ
どの車種の組み合わせが、2台持ちに適しているのでしょうか。おすすめの組み合わせを3例、紹介します。
コスパ重視なら、軽自動車&軽自動車
軽自動車は、購入費用・維持費とも抑えられる点が魅力です。コンパクトで小回りも利き、日常使いや街乗りに適しています。軽自動車と軽自動車の2台持ちなら、維持費を最小にできるでしょう。
ただし、大人数での乗車や遠出には、あまり向いていません。「遠方の実家に車で帰省する」「休日は家族でレジャーに出かける」といった場合は、次の普通乗用車との組み合わせがおすすめです。
コスパと快適性を両立するなら、軽自動車&普通乗用車
軽自動車と普通乗用車の組み合わせは、コスパと利便性のいいところ取りができます。買い物や送迎、近場のお出かけには軽自動車を使ってガソリンを節約し、レジャーや遠出、高速道路を使う際は普通乗用車で快適にドライブ…、と目的に応じて車を使い分けられます。
普通乗用車は軽自動車に比べて積載できる荷物量も多くなります。荷物がかさばるスポーツ活動の送迎やペットとのお出かけが多い方にも、おすすめできます。
趣味と実益を両立するなら、普通自動車&好みの車種
1台目は実用性を重視して普通乗用車を選び、2台目は好みの車種を選ぶ人もいます。日常の用途には普通乗用車を使えるため、2台目は趣味にこだわりきった車を選べる点も、2台持ちのメリットでしょう。
スポーツカーや外国車を選んだり、クラシックカーを所有したりと、こだわりの車種を選べばQOL(QOL=Quality of life・生活の質)向上も期待できます。
2台持ちの維持費節約なら、タイヤ流通センターへ

車の2台持ちは、維持費がネックになります。車検費用や保険料は、節約しようにも限界があるのが現実。では、維持費はどこで節約できるのでしょう。
注目したいのが、タイヤ交換費用です。タイヤはメーカーやブランド、性能、ショップによって価格差が大きく、上手に選べば数万円単位での節約も可能です。
お得なタイヤ交換なら、タイヤ流通センターにご相談ください。タイヤ流通センターでは、わかりにくい「タイヤごと」の価格設定を廃止し、「同サイズ・同ランクのタイヤは均一価格」という明瞭料金でタイヤをご用意します。
リーズナブルなアジアンタイヤから、最高品質のブリヂストン製まで、国内外のあらゆるタイヤが揃うのも専門店ならではの強み!
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まとめ
車が2台ある生活は、利便性を感じる場面が多くあります。家族それぞれが、使いたいタイミングで車を使え、時間効率も良くなるでしょう。買い物には軽自動車を、キャンプにはSUVをと目的によって使い分けることもできます。
ただ、車の2台持ちは、相応のコストもかかります。2台持ちの費用を少しでも節約するには、タイヤをお得に買うのが近道!全国展開する日本最大級規模のタイヤ専門店「タイヤ流通センター」で、コスパの良いタイヤ交換を実現しませんか。
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