走行距離30,000kmがタイヤ交換の目安!寿命のチェック方法と注意点を解説


点検や車検のために車を整備工場に持ち込んだら、「そろそろタイヤの交換時期です」といわれ驚いた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。早急な買い替えが必要だと理解はしつつ、急な出費に痛みを感じるのも自然な心理です。

突然のタイヤ交換に焦りを感じたくない方は、本記事で紹介する「走行距離でタイヤ交換のタイミングを把握する方法」をチェックしてみてください。あわせて、タイヤの寿命を確認する方法やタイヤの寿命を延ばすコツ、注意点なども解説します。

常に良好なコンディションのタイヤで安全走行するために、タイヤの交換時期の目安把握方法を見ていきましょう。

▼この記事を最後まで読むとわかること
・「走行距離30,000km」がタイヤ交換の目安
・走行距離以外のタイヤの寿命を示すサイン
・タイヤを長持ちさせ、交換時期を先延ばしするポイント
・タイヤ流通センターならお得にタイヤ交換ができること

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「走行距離30,000km」がタイヤ交換の目安

タイヤは、走行とともに摩耗します。交換すべきタイミングは、新品から約30,000km走行した時点です。

なぜ30,000kmなのか、その根拠を解説します。

「走行距離30,000kmでタイヤ交換」の根拠

タイヤは、走行距離の増加とともに摩耗し、トレッドが減少してグリップ力が低下します。私たちが使う一般的なタイヤのゴムは、約5,000km走行すると、標準的に約1mm摩耗します。新品タイヤの残溝は、約8mm。

そして 残溝が1.6mm未満になると寿命を示すスリップサインが露出し、公道を走行できません。

したがって、以下のようになります。

タイヤがスリップサインを露出するまでの残溝:新品8mm – スリップサイン1.6mm=6.4mm

6.4mmを走行するまでにかかる距離:5,000×6.4mm=32,000km

計算上、新品から32,000km走行すると、スリップサインが露出するとわかりました。

実際は、ブレーキのかけ方や加速の仕方、走行路面等、さまざまな影響が加わり、計算通りにはいきません。

また、タイヤ交換の予約をしてから、交換作業が行われるまでの期間に走行する距離も加味する必要があります。

安全性を踏まえ、そしてわかりやすく覚えるためにも、「新品から30,000km」が交換の目安、と言われているのです。

スタッドレスタイヤは「走行12,000km」が交換の目安

スタッドレスタイヤは摩耗しやすい柔らかなゴムでできています。夏タイヤより早く、約3,000kmで1mm減るともいわれます。

また、スタッドレスタイヤを冬用タイヤとして使用できる限界は、新品から50%摩耗までです。トレッドが50%摩耗すると、プラットホームと呼ばれる寿命のサインがあらわれ、冬用タイヤとしては使用できなくなります。

スタッドレスタイヤの交換目安も、夏用タイヤと同じように計算してみましょう。3,000km走行で1mm摩耗した場合の計算結果は、以下の通りです。

タイヤがプラットホームを露出するまでの残溝:新品8mm – プラットホーム4mm=4mm

4mmを走行するまでにかかる距離:3,000×4mm=12,000km

新品から12,000kmの走行で、スタッドレスタイヤは寿命を迎えるとの結果になりました。

摩耗が進んだタイヤを交換する重要性

トレッド面は、「路面をグリップして駆動力を生み出す」「雨天時の水分をタイヤの外に排出する」といった働きを担っています。トレッドが摩耗するとスリップや制動距離の延長といった危険性が高まります。

また、タイヤは常に直射日光や風雨にさらされており、劣化しやすいパーツです。長期間使ううちに傷やひび割れが入るケースも多く、パンクやバーストのリスクもはらみます。

いま、装着しているタイヤの走行距離を気にかけることは、タイヤのコンデイションチェックにつながり、ひいては安全走行の確保につながります。

走行距離以外に見ておきたいタイヤの寿命を示すサイン

走行距離は、タイヤのおよその寿命を把握する方法の1つです。実際にはタイヤの状態を細かく点検し、寿命の到来を判断します。

車に乗る人なら知っておきたい、タイヤの交換時期を示すサインを解説します。

タイヤ交換のサイン(1) スリップサイン

スリップサインとは、タイヤのトレッド面奥に設置された小さな突起です。トレッドが摩耗するにつれて頭頂部が表面にあらわれるようにできています。

スリップサインが周囲のトレッドと同じ高さになったときが、すなわち残溝1.6mmであり、タイヤを交換しなければいけないサインです。

スリップサインは夏タイヤ・スタッドレスタイヤともに、つくられています。スタッドレスタイヤは、新品から50%摩耗したことを示すプラットホームが露出すると冬用タイヤとしては使用できませんが、スリップサインが出るまでは夏用として利用も可能です。

※ ただし、スタッドレスタイヤはゴムやトレッドの構造が「冬用」であるため、夏の灼熱の路面での使用は推奨されません。

 

タイヤ交換のサイン(2) ひびや傷

タイヤはゴムでできており、経年劣化します。走行中に縁石等に乗り上げてしまい、傷がつく場合もあるでしょう。タイヤ表面にひび割れや傷がある際は、寿命を慎重に判断しなければなりません。

タイヤ安全ニュースNo.72|JATMA一般社団法人日本自動車タイヤ協会

タイヤのひびや傷は、その深さによって交換が必要かどうかが変わります。「皺(しわ)」と表現できる程度の軽微なひびは、継続使用が可能です。

ただ、ひびの深さが1mmを超える、はっきりしているといった場合は、プロの整備士に点検を依頼した方が安心です。

深いひびは内部のコードに達しているおそれもあり、走行中にバーストするリスクも潜みます。すぐに交換してください。

タイヤ交換のサイン(3) タイヤ製造からの経過年数

未使用タイヤも、使用年数が経過すると劣化します。製造から5年以上経過したタイヤは、ゴムが硬化し、性能が低下するといわれます。

また、経年とともにひびが入りやすくなり、保管状況によっては変形している可能性も考えられます。

走行距離が30,000kmに達していなくても、製造から4年程度で状態をチェックし、5年経過したタイヤは自動車整備士に点検してもらうようにしましょう。

タイヤ交換のサイン(4)偏摩耗

トレッド全体が均一に摩耗するタイヤは、稀です。多くのタイヤは偏摩耗といって、偏ってすり減ります。

日ごろ、運転者のみが乗ることが多ければ、運転席側のタイヤに荷重がかかり、摩耗しやすくなるといった具合です。

タイヤの偏摩耗は、定期的なローテーション(タイヤ装着位置の入れ替え)で回避できます。

ただ、極端に偏摩耗したタイヤは、ブレーキ性能や排水性能に影響を与える可能性があり、危険です。摩耗の度合いによっては、走行距離や残溝にかかわらず交換をすすめられる場合があります。

一般の方が偏摩耗に気づくのは、難しいかもしれません。必要に応じて整備士の点検を受け、適切なタイヤ交換のタイミングを見極めるよう心がけると良いでしょう。

走行距離とタイヤ交換のタイミング対応表

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「結局、どのくらい走ったら、あるいは何年たったら交換しなければならないのか」、その端的な情報をまとめます。

走行距離とタイヤ交換のタイミング

あらためて、走行距離とタイヤ交換のタイミングをわかりやすくまとめます。スクショしたり、メモをとったりして、タイヤ交換に向けて走行距離をチェックするヒントにしてください。

走行距離 一般的な経過年数 チェックポイント
10,000km 1年 状態や空気圧を確認
20,000km 2年 プロの点検がおすすめ
30,000km 3年 交換のタイミング(目安)
40,000km 4年 早めに交換が必要

シーズンごとのタイヤ交換時期の目安

地域によっては、シーズンごとに夏タイヤとスタッドレスタイヤの交換が必要になる場合があります。

シーズン直前はショップや整備工場が混み合うため、早めに交換の計画を立てて予約を取りましょう。

シーズンごとのタイヤ交換推奨時期は、以下の通りです。

  • 夏タイヤからスタッドレスタイヤへ:11月~12月上旬(凍結・初雪の前に)
  • スタッドレスタイヤから夏タイヤへ:3月~4月ごろ(降雪・凍結の状況に合わせて)

タイヤ交換後の注意点

タイヤを交換したら、1か月を目安に空気圧をチェックしましょう。タイヤの空気は自然と抜けていくためです。ガソリンスタンド等に設置されている空気圧チェッカーを使い、適正値に保ちます。

タイヤ空気圧の適正値は、運転席側のドアを開けた内側にステッカーが貼られています。車種によって適正値が異なるため、かならずチェックしてから補充してください。

あわせて、交換後の走行中に異常を感じた場合は、速やかに点検を受けることをおすすめします。異音や振動、ハンドルのブレなどは、タイヤの劣化や損傷から来ているかもしれません。

早めに点検してもらうことで、事故を未然に防げ、またタイヤのコンディションをチェックできます。

タイヤを長持ちさせ、交換時期を先延ばしするポイント

タイヤを少しでも長持ちさせたいと考える方は、ここで紹介する3つのポイントを意識し、実践してみてください。

タイヤはローテーションさせる

タイヤローテーションとは、タイヤの取付位置を定期的に入れ替える作業です。定期的にタイヤの位置を交換しておくと、タイヤの摩耗が均一になります。

その結果、性能が維持されやすくなり、タイヤの寿命が延びるというわけです。

タイヤローテーションは、5,000km~10,000km走行ごと、あるいは車検・点検時に実施します。

タイヤを点検に出す際は、ローテーションを依頼しておくと良いでしょう。自分でタイヤ交換できる方は、走行距離をチェックしながら、適したタイミングでローテーションしても構いません。

ローテーションのパターンは、自動車の駆動方式によって決まっています。

FF車 前輪:左右そのままで後輪へ
後輪:左右入れ替えて前輪へ
FR車・4WD 前輪:左右入れ替えて後輪へ
前輪:左右入れ替えて後輪へ

また、回転方向が定められているタイヤもあります。逆回転で取付ることがないよう、タイヤ側面の矢印通りに取り付けてください。

保管方法

サマーシーズンのスタッドレスタイヤなど、オフシーズンのタイヤは、次の季節まで保管しておく必要があります。保管環境に気を付けると、タイヤが長持ちしやすくなります。

タイヤの保管に適した環境は、以下を満たす場所です。

  • 直射日光が当たらない
  • 風雨にさらされない
  • 風通しが良い

直射日光や風雨が当たる場所に保管したいときは、タイヤ専用のカバーをかぶせましょう。紫外線やオゾン、風雨からタイヤを保護し、良い状態のまま次のシーズンまで保管できます。

プロの点検を受ける

タイヤ専門店や自動車整備工場など、タイヤの専門家がいる場所で点検を受けると、プロの目でしっかりと状態を確認してもらえます。自分では気づけないタイヤの状態を発見してもらえたり、タイヤメンテナンスのコツを教えてもらえる場合もあります。

タイヤの摩耗状態や劣化の正確な判断には、経験を擁します。安全走行できるコンディションに保つためにも、適切なアドバイスを聞き、定期的に点検を受けるようにしましょう。

「急」のつく運転を控える

「急」がつく運転とは、具体的に以下のとおりです。

  • 急発進
  • 急加速
  • 急ハンドル
  • 急ブレーキ

これらは、「雪道でスリップしやすい運転」といわれますが、ドライ路面でも危険性は同等です。また、過剰な摩擦によってトレッド面の摩耗を必要以上に進め、タイヤの短寿命化につながります。

どんなに急いでいても、「急」がつく運転は避けるようにしましょう。車間距離を十分に開け、時間と気持ちにゆとりをもって運転することが、タイヤの摩耗を控え、長寿命化に貢献します。

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まとめ

新品のタイヤを交換する目安走行距離は、夏タイヤで30,000kmです。スタッドレスタイヤは摩耗が速いため、交換はもう少し早く訪れるでしょう。

ただ、タイヤ交換のタイミングは、走行距離「だけ」で判断されるものではありません。ひび割れや摩耗の状態もチェックされます。

定期的にプロの整備士による点検を受け、常に良いコンディションで走行できるよう気を配ることが大切です。また、お得にタイヤを購入したいときは、タイヤ流通センターにご相談ください。その場で金額を明示する「簡単見積もり」も好評です。

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