タイヤ交換したいのに、タイヤが外れない!原因と対処法、事故を防ぐ注意点などを解説

季節が変わり、さあタイヤを交換しよう…、と思ったのに、タイヤが車体から外れず困った経験はないでしょうか。とくに、春先のタイヤ交換や、夏のマリンレジャーを楽しんだ後のタイヤ交換で起こりやすいトラブルです。
焦りから力任せに外したくなるかもしれませんが、実はその方法はNG。タイヤが外れないときは、原因を究明してから、原因に合わせた対策を施すことが重要です。
タイヤ交換でタイヤが外れないときの原因と原因別の対処法、注意点、またトラブルを防ぐポイントなどを解説します。
▼この記事を最後まで読むとわかること
・タイヤ交換でタイヤが外れない原因
・ホイールナットが外せない場合の対処法
・ホイールナットは外れるが、ホイールが外れない場合の対処法
・タイヤが外れないタイヤ交換の注意点
・タイヤ流通センターならお得にスタッドレスタイヤ交換ができること
タイヤ4本セットが¥8,900(税込¥9,790)~!
簡単3ステップで予約完了。初めての方でも安心♪
目次
タイヤ交換でタイヤが外れない!その原因

タイヤが外れない原因は、2つに分かれます。
- ホイールを固定しているナット(ネジ)が固着している
- ホイール自体が車体のハブに固着している
タイヤが外れない原因が、(1)と(2)のどちらにあるかによって、対処法が変わります。
ネジ(ナット)が固着する原因
ホイールナットの金属部分が融雪剤や水分、経年のために錆びて固着すると、外れなくなります。ねじ山の接触面にゴミや砂、鉄くずなどが入り込み、ホイールナットが噛みこんで外れなくなっているケースもあります。
稀なケースでは、以下のような例もあります。
- ねじ山のピッチが整合しないホイールナットが使われており、噛みあわないまま外れなくなっている
- ハブボルトも一緒に回転してしまい、ナットが外れない
- ロックナットのキー(ソケット)を紛失し、外す作業ができない
- ロックナットのキーがつぶれてしまっていて、外せない
ホイールがハブに固着する原因
長年外していないタイヤや、融雪剤が多く撒かれる地域の車などは、ホイールとハブの金属部分に錆びが生じ、くっついてしまっている場合もあります。とくに、ディスクローター部分は水気がたまりやすく、錆びの進行も速めです。「ホイールナットは外れたが、タイヤは外れない」場合は、ホイールとハブが固着していると考えてください。
金属は経年によっても錆びます。何年も外していないタイヤがあったら、一度外して錆びを取っておいたほうが良いでしょう。
ホイールナットが外せない場合の対処法

凝り固まったホイールナットを力まかせに外そうとすると、ねじ山がつぶれ、ますます外せなくなります。
また、ハブボルトが一緒に回転していたり、ロックナットに問題がある場合は、一般のユーザーの手には負えません。速やかに整備工場やショップに持ち込み、相談したほうが良いでしょう。
錆びついていて外せないようだと感じたら、浸透潤滑剤を使ってみてください。浸透潤滑剤はスプレー状の溶剤が、サビや汚れで固着した金属部品の隙間に浸透し、滑りやすくします。ナットの根元にスプレーし、周囲を軽くたたきながら数分間浸透させてから、あらためてナットを回してみてください。
浸透潤滑剤を使ってもホイールナットが外れない場合は、プロに見てもらうようにします。
ホイールナットは外れるが、ホイールが外れない場合の対処法

ホイールナットは外れたものの、ホイールがハブにガッチリくっついていて外れない場合は、いくつかの対処法があります。
【注意】作業はホイールナットを仮締めしてから!
これから解説する作業に取り掛かる前に、かならずホイールナットを仮締めしておいてください。ホイールが急に外れたときに、タイヤが転がって行ってしまったり、自身にぶつかってケガをしたりするおそれもあるためです。
勢いよくホイールが外れた衝撃で、ハブボルトが傷むことも考えられます。ハブボルトが破損すると、破損した部分、場合によってはハブごとの交換が必要になり、修理代もかさみます。
ホイールナットを仮締めしておけば、ホイールの固着が外れても、タイヤが飛んでいってしまう心配はありません。
対処法(1) 手のひらで強く叩いてみる
手のひらの手首に近い、硬い部分でタイヤを叩いてみてください。固着が深刻でなければ、この程度の衝撃で外れる場合があります。タイヤを左右から、何度か叩きます。
ただ、叩きすぎて手首を傷めないよう、数回挑戦して外れなければ、(2)の方法に進みます。
対処法(2) タイヤを蹴ってみる
ジャッキアップされたタイヤをガンガンと蹴ります。蹴る位置は、タイヤの外側下部など、地面に近い部分がおすすめです。慣れた人なら、タイヤの内側に足を入れ、外側(外したい方向)に向けて蹴っても良いでしょう。
また、蹴りによる衝撃は、小さくありません。連続して何度も蹴ることはせず、1回ごとにジャッキがずれていないか確認しながら進めます。ズレに気づいたら、面倒がらずに改めてジャッキアップしてください。
対処法(3) ホイールの内側からハンマーで叩く
ハンマーで叩くと、特定の部分に大きな力を与えられます。ゴム部分ではなく、ホイールを叩くのがコツです。力の分散を防ぎ、外れる可能性を高められます。
使うのは、ゴムやシリコン、プラスチック系の頭部を持ったハンマーです。鉄製ハンマーは、ホイールを傷つけるおそれがあります。
車体の下に入り込んでの作業になるため、作業前には確実にジャッキアップされているか確認してください。ウマ(ジャッキアップを支える補助具)を設置しておくと、安全性が高まります。
対処法(4) 車重で外す
ホイールナットを仮締めした状態で、ウマを外します。次に、ジャッキを慎重に、少しずつ下げてください。すると、タイヤが地面に着く直前に、タイヤから「コキッ」という音が聞こえるはずです。これは、車重によって固着が外れたことを示します。
音が聞こえたら再度ジャッキアップし、タイヤを叩くと外れます。
ここまでの工程で外れなければ、一般の方の手に負える状態ではありません。整備工場に持ち込み、プロに見てもらうようにしてください。
タイヤが外れないタイヤ交換の注意点

タイヤが外れないと焦り、何とか外そうと手を尽くしたくなる人もいるでしょう。ただ、安全面を考えたときに、絶対にやってはいけないことがあります。
ホイールナットを外した状態で作業しない
先にも解説した通り、ホイールナットを外した状態でタイヤを外す作業を行うのは、NGです。ホイールが急に外れて転がっていったり、ケガや事故につながるおそれがあります。
作業前にはかならずホイールナットの仮締めを確認しましょう。対角線上のナットを取り付けて、2~3回転締めておくと安心です。
力に任せた作業をしない
タイヤを蹴る、ハンマーで叩くなどの対処法を紹介しましたが、いずれも力任せに無理に外そうとしないように注意しましょう。力をかけすぎた勢いで、筋肉や関節を痛める可能性も十分にあります。
力の入れどころを間違えてジャッキが外れる展開も考えられます。ハブやディスクローターに傷をつけると、修理・交換しなければなりません。
少しやってみて、無理そうだと感じたら、速やかに作業を中止する勇気が、事故を防ぎます。
一つひとつの作業を丁寧に進めない
車重を利用して外す場合も、ジャッキを急激に下げるとハブボルトに過剰な負担をかけ、破損させてしまいます。ゆっくり、ゆっくり慎重に下ろすようにします。
どの作業も、雑に進めると部品を傷める可能性があると心に留め、工程を確認しながら丁寧に進めるようにしてください。
タイヤ交換でタイヤが外れない!状態を回避するポイント

ホイールが外れない原因の大半は、錆びにあります。では、何に気をつければタイヤが外れない状態を回避できるのでしょうか。
スチール製よりアルミ製のホイールを選ぶ
スチール製ホイールの原材料は、鉄です。鉄が錆びやすいのは、周知のとおりでしょう。とくに融雪剤が撒かれる冬場は錆びも進行しやすく、春先に交換しようと思ったら外れない、というケースもあります。また、海辺を走る機会が多い車も、錆びやすいといえます。
スチール製よりアルミ製のほうが、錆びには強いです。スチール製ホイールにこだわりがある方も、スタッドレスタイヤだけはアルミ製ホイールの使用をおすすめします。
しっかり洗う
融雪剤が撒かれた場所や海辺を走行した後は、足回りを洗浄しておきましょう。高圧洗浄機を使うと、細かな部分までしっかりと汚れを落とせます。手軽に済ませたいときは、洗車機のオプションにある「下回り洗浄」を使ってみてください。
下回りの錆び防止塗装を施す
毎回洗うのは面倒、という方には、下回りの錆びを防ぐ塗装を検討してみてください。塩害防止と謳っている場合もあります。
足回り全体に塗布する必要があるため、整備工場やショップに依頼することになります。
自身でタイヤを外せたときは、次のタイヤを取り付ける前にサンドペーパーで錆びを落とし、錆び止め剤を塗っておくという方法もあります。
タイヤのトラブルは専門店・タイヤ流通センターにご相談ください

車体を支え、毎日回転し続けるタイヤは、トラブルが起こりやすい部分です。タイヤ交換で外れないといった例以外にも、パンクやひび割れ、偏摩耗、歪みなど、知らずのうちにトラブルが発生している場合もあります。
「タイヤに心配な点がある」「タイヤに関して相談したい」などのご要望は、日本最大級のタイヤ専門店・タイヤ流通センターにお寄せください。全国に店舗を展開し、タイヤにとにかく詳しいスタッフが常駐。タイヤ交換やタイヤ購入、トラブル解消など、どのようなご相談にも対応します。
まとめ
タイヤ交換でタイヤが外れないトラブルの原因は、多くが「錆び」にあります。錆びている部分がホールナットなのか、ハブなのかによって対処法が異なるため、まずはホイールナットを外せるかどうか確かめてみてください。
車体をジャッキアップしての作業は、危険が伴います。安全面に十分に注意し、少しでも不安を感じたら作業を中止、プロに依頼することも大切です。タイヤ流通センターはタイヤに関する困りごとやご相談に、専門のスタッフが対応します。
タイヤ4本セットが¥8,900(税込¥9,790)~!
簡単3ステップで予約完了。初めての方でも安心♪