【2024年最新】タイヤの値上げはいつから?価格高騰の要因と各メーカーの最新情報まとめ

値上げや物価高騰のニュースが止まりません。2023年7月には「2023年の値上げがすでに前年を超えた」との報道もありました。生活必需品だけでなく光熱費も値上がりが続き、日々財布とにらめっこ、という人も多いのではないでしょうか。

そんな中、さらに打撃となりそうな要素が「タイヤの値上げ」です。各メーカーとも2023年に最大8%にもなる値上げを発表しています。

タイヤは車の走行に欠かせないパーツです。このまま値上げが続いたら、車の維持すら難しくなる可能性もあります。

今回は「車にかかる費用を少しでも節約したい」との切実な声を受けて、【主要3サイズのタイヤが値下げ】という嬉しいニュースをお届けします。
あわせてタイヤが値上がりする理由や、タイヤを安く買う方法も解説しました。

物価高を乗り切る秘訣を、一緒に見ていきましょう。

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【メーカー別】タイヤの値上げ時期と値上げ率

タイヤはいつから値上がりするのでしょうか。

実は、すでに値上げは始まっています。主要メーカーは2022年に続き、2023年も値上げを発表しています。夏タイヤは4~5月にすでに値上がりし、スタッドレスタイヤも2023年の夏には値上がりすると発表されています。

以下に、メーカーごとのタイヤの値上げ時期と値上げ率をまとめました。

ただでさえ安くはないタイヤの値上げ率に、注目してください。

メーカー名 対象製品 値上げ率 値上げ時期
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
  • 国内市販用タイヤ(夏/冬)
  • チューブ
  • フラップ
6~8% 夏タイヤ :2023年4月1日
冬タイヤ: 2023年7月1日
YOKOHAMA(ヨコハマ)
  • 国内市販用タイヤ(夏/冬/オールシーズン)
  • チューブ
  • フラップ
平均7% 夏用・オールシーズン・チューブ・フラップ:2023年4月1日
冬用タイヤ:2023年8月1日
DUNLOP(DUNLOP)

FALKEN(ファルケン)

  • 国内市販用タイヤ
  • チューブ
  • フラップ
最大8% 夏用・チューブ・フラップ:2023年4月1日
冬用:2023年7月1日
GOODYEAR(グッドイヤー)
  • 国内市販用タイヤ
平均7% 夏用:2023年4月1日
冬用:2023年7月1日
TOYO TIRES(東洋タイヤ)
  • 国内市販用タイヤ全商品
最大8% 夏用:2023年4月1日
冬用:2023年7月1日
MICHELIN(ミシュラン)
  • 国内市販用タイヤ
    ・乗用車・ライトトラックタイヤ(夏・冬)
    ・二輪タイヤ
    ・クラシックタイヤ
    ・チューブ・フラップ
4~7% 2023年5月1日
PIRELLI(ピレリ)
  • 乗用車タイヤ
  • SUVタイヤ
  • モータースポーツタイヤ(夏/冬)
  • 二輪タイヤ
  • スクータータイヤ (ピレリ/メッツラー)
平均6% 夏用:2023年4月1日
冬用:2023年7月1日
Hankook(ハンコック)
  • ハンコック・ラウフェンブランド全商品(夏・冬・オールシーズン)
平均5% 国内倉庫より出荷分:2023年5月1日
海外コンテナ発注分:2023年4月1日以降の受注分より

タイヤ価格が高騰!いったいどうして?

まるで足並みを揃えたかのように、タイヤメーカー各社が続々と値上がりしています。最大で8%にも達する値上げの要因は、いったい何でしょうか。

タイヤ価格が上がり続ける理由を、4つの視点から解説します。

理由① 原材料価格が値上がりしている

タイヤのおもな原材料はゴムです。タイヤ用のゴムには「天然ゴム(ゴムの木由来)」「合成ゴム(石油由来)」の2種類あり、両者とも2022年に大きな値上がりを記録しました。

 

(画像引用:天然ゴム価格の推移(1980~2023年)|世界経済のネタ帳)

(画像引用:ゴム報知新聞

原材料価格の値上がりが販売価格に反映され、タイヤの値上げに繋がるというわけです。

ちなみに天然ゴムは100%、海外からの輸入に頼っています。また合成ゴムの原料となる石油も、ほとんどを中東に依存しているのはご存じのとおりです。

輸入品の価格には為替レートが影響します。ゴム価格が急上昇した2022年は歴史的円安が話題になった年でもありました。

いまだ続く円安市場がゴムの輸入価格に影響を与え、タイヤの値上がりの一因となっています。

理由② タイヤの輸送コストが上昇している

「ガソリン価格の値上げが輸送業界を直撃している」というニュースを見聞きしたことはあるでしょうか。
大きくて重いタイヤの輸送も、コスト上昇と無縁ではありません。輸送コストの上昇もタイヤ値上がりの要因です。

以下のグラフからは原油価格が2000年代以降、上昇を続けていることがわかります。

(※ 画像引用:原油価格の推移(1980~2023年)|世界経済のネタ帳)

原油の輸入価格上昇に伴い、ガソリンも値上がりしています。ガソリン価格高騰の決定打となったのが「新型コロナウイルス」「ロシアのウクライナ侵攻」です。

世界経済が新型コロナウイルスから回復するとともに、世界中で原油需要が高まりました。そこにロシアのウクライナ侵攻が起こります。産油国・ロシアからの原油供給量が減るとの懸念から、原油の先物価格が急激に上昇しました。

結果、原油からつくられるガソリン価格の上昇につながります。

<豆知識>
「物流の2024年問題」を聞いたことがあるでしょうか。働き方改革がトラックドライバーにも適用されることで、物流全体への悪影響が懸念されている問題です。輸送リソースが減少するだけでなく、ドライバーの待遇改悪につながるともいわれています。2024年以降、物流を取り巻く環境は不安材料だらけです。いまよりさらに輸送コストが上がり、延いてはさらなるタイヤの値上がりにつながりかねません。

理由③ 人件費が上がっている

タイヤ製造の主力は、アジア・オセアニア地域です。世界の生産量の70%が、同エリアで製造されています。

(※ 画像引用:世界のタイヤ生産動向|一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)

日本にいると実感が乏しい賃金上昇ですが、タイヤ工場がある地域の賃金は上昇を続けています。

新型コロナウイルス前後の賃金上昇率は、日本(東京)が0.3~0.9%だったのに対し、マレーシア(クアラルンプール)は5%以上です。2022年5月には最低賃金を25%引き上げる決定が下されています。

人件費が上がれば、タイヤの製造コストが上がります。結果、タイヤの値上がりにつながるというわけです。

理由④ その他

タイヤ価格の値上がり要因は、原油価格や人件費の高騰といった不可抗力的な要因のほかにもあります。

<タイヤ価格の値上がり要因>

  • 製造プロセスの改善による影響
  • 厳格化される環境規制への対応
  • 自然災害による工場の稼働停止 など

タイヤメーカーは、新しいタイヤの開発やその製造のための設備投資もしなければなりません。また取引先となる国の政情不安定さや、予期せぬ自然災害の影響などで余計に資金が必用となる場合もあります。

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少しでもタイヤを安く買う方法

1本1万円のタイヤが8%値上がりすると、10,800円です。4本で増える負担額は3,200円にもなります。

タイヤ以外にもあらゆる品目が値上がりするいま、少しでも負担を軽くしたくはありませんか?

タイヤを少しでも安く買う方法を解説します。節約のヒントにしてください。

タイヤ価格が安いショップを調べる

タイヤの価格は、おおむね次の順に高くなります。

  • ネット通販
  • タイヤ専門店
  • カー用品店
  • 自動車整備工場
  • ガソリンスタンド
  • ディーラー

ネット通販は「激安」ともいえる価格のタイヤが流通しています。タイヤだけを買う場合は、ネット通販を利用するのが最安でしょう。
ただしネット通販の利用は落とし穴に注意する必要があります。次の「タイヤ交換工賃」の項目もチェックしてください。

ネット通販に次いで安いのは、タイヤ専門店です。
タイヤ専門店には「「タイヤメーカーの直営店」「タイヤ専門の総合店」の2種類あり、安さを求めるなら後者をおすすめします。
国内外のあらゆるタイヤを格安で取り扱う「タイヤ流通センター」は、全国150店舗・ネット販売もしています。

タイヤ価格が比較的高いのは、ガソリンスタンドやディーラーです。タイヤを安く豊富に取り揃えるのが本業ではないため、他のショップと比べると割高です。

タイヤ交換にかかる工賃を比較する

タイヤは、買っただけでは走行できません。車に装着してもらう必要があります。自分でタイヤ交換をする人以外は、ショップでのタイヤ交換工賃がかかる点にも注意しましょう。

ネット通販で陥りがちな落とし穴は、ここにあります。
一般のショップや整備工場は、持ち込みタイヤの交換を敬遠しがちです。そもそも対応してない、あるいは交換するが費用は割り増しで、というケースもよくあります。

せっかくネット通販で安いタイヤを手に入れても、割高な工賃と合わせた総額が意外と高かった、と後悔するかもしれません。

タイヤ交換の工賃は、タイヤを購入したショップがもっともお得です。タイヤを購入する際はタイヤ交換の費用も含めた総額で比較し、交換を依頼できるショップで購入するようにしましょう。

キャンペーン・特典をチェックする

夏から冬、冬から春へのタイヤ交換シーズンには、多くのショップがキャンペーンやお得な特典を実施します。

タイヤ価格や交換工賃のサービス、メンテナンスのサービス券をつけるなど、内容はさまざまです。

少しでも安く買いたい場合は、キャンペーンも積極的に利用しましょう。

ちなみにタイヤ交換のハイシーズンに入ると、キャンペーンはなくなることが多いようです。タイヤ交換シーズンの1~2か月前が狙い目です。

【注目!】タイヤ流通センターは主要タイヤサイズの価格を値下げします

タイヤ流通センターは全国に150店以上を展開する、タイヤの専門店です。独自の流通ルートとスケールメリットを活かして、タイヤの格安仕入れを実現しています。

取り扱うタイヤメーカーは、国内外のほとんど!どんな車種の、どんなタイヤもお任せください。

カーライフの強い味方であるタイヤ流通センターはこの値上げラッシュの中、主要サイズのタイヤの【値下げ】を断行します。

値下げするタイヤは、次の3つです。

  • 155/65R14
  • 195/65R15
  • 205/60R16

以下でそれぞれのタイヤを履ける車種と、タイヤ価格を紹介します。少しでも安くタイヤを買いたいなら、要チェックです!

タイヤ流通センターはわかりにくい「タイヤごと」の料金制ではなく、同グレード・同一プランの定額制でタイヤをご用意しています。
安さとわかりやすさを両立した定額制の利便性を、ぜひご覧ください。★ゴールドプラン:品質と価格のバランスを重視し、海外製タイヤをお得にご用意します。
★ WEB限定特別プラン:WEBからのお申し込み限定の、タイヤ流通センター最安値確約プランです。

155/65R14(14インチ)

155/65R14はタイヤ幅155mm・扁平率65、14インチのタイヤです。

<155/65R14 適合車種例>

  • N-BOX
  • デイズ
  • デイズルークス
  • アルトエコ
  • アルト
  • スペーシア
  • ラパン
  • ワゴンR
  • ミラ
  • ムーブ

タイヤ流通センターでの価格は、以下のとおりです。

ゴールドプラン 14,900円(税込16,390円)
WEB限定特別プラン 11,000円(税込12,100円)

195/65R15(15インチ)

195/65R15はタイヤ幅195mm・扁平率65、15インチのタイヤです。

<195/65R15 適合車種例>

  • プリウス
  • ノア
  • ヴォクシー
  • カローラアクシオ
  • カローラスポーツ
  • カローラフィールダー
  • カローラルミオン
  • クラウン
  • ステップワゴン
  • アクセラ
  • アテンザ
  • プレマシー

タイヤ流通センターでの価格は、以下のとおりです。

ゴールドプラン 24,900円(税込27,390円)
WEB限定特別プラン 18,500円(税込20,350円)

205/60R16

205/60R16はタイヤ幅205mm・扁平率60、16インチのタイヤです。

<205/60R16 適合車種例>

  • エスティマ
  • ヴォクシー
  • ノア
  • プリウスα
  • アコード
  • ステップワゴン
  • アクセラ
  • アテンザ
  • ビアンテ

タイヤ流通センターでの価格は、以下のとおりです。

ゴールドプラン 32,900円(税込36,190円)
WEB限定特別プラン 26,600円(税込29,260円)

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超簡単!タイヤ流通センターの予約方法

タイヤ流通センターのタイヤ交換予約は、とても簡単です。手順を解説します。

サイトから車種に合うタイヤを選ぶ

タイヤ流通センターの公式サイトにアクセスし、トップページから愛車に合うタイヤを選びます。

車種、あるいはタイヤサイズの選びやすい方から入りましょう。

「見積りに進む」をタップし、プランを選ぶ

赤い「見積りに進む」というボタンをタップすると、プランが表示されます。ご希望のプランを選択してください。

タイヤ流通センターがイチオシする「WEB限定特別プラン」をはじめ、3つのおすすめプランが表示されます。

またページ下部には専用タイヤ向けのプランもあります。

タイヤの種類や費用など、不明な点はタイヤ流通センターまでお気軽にお問い合わせください。

タイヤ交換の予約をする

プランを選ぶと見積もりが表示されます。続いて「タイヤ取付予約に進む」ボタンをタップし、タイヤ交換の予約にうつりましょう。

あとは画面の指示に従い、最寄りのショップと希望時間を選択して予約が完了します。予約時間は30分刻みで指定できます。ご都合の良い時間帯を選んでください。

まとめ

タイヤは原材料費や輸送費、人件費など、さまざまな要素の影響による値上げが決まっています。不安定な世界情勢はこれからも続くと見られており、タイヤ価格も引き続き上昇やむを得ない状況かもしれません。

タイヤの購入予定がある人は【いまが最安値】の可能性があります。先延ばしすればするほど価格上昇の波に飲まれかねないため、早めの決断をおすすめします。

少しでもタイヤ費用を抑えたい人は、タイヤ流通センターにご相談ください。値上げラッシュが続くいま、値下げを決めたタイヤ専門店です。車種に合うタイヤを、可能な限りお手頃価格でお届けするお手伝いをします。

タイヤ流通センターへのお問い合わせ・ご予約は、WEBからお気軽にどうぞ!お待ちしています。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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