自分のタイヤを選ぶための確認事項!

タイヤの交換が必要と言われたけれど、意外とタイヤって高いし、どのタイヤを買えばいいのか分からない。

分からないから店員さんのオススメするタイヤを購入。
もしかして高い買い物したんじゃないか後で不安になる。

と言う事で、自分でタイヤを選んで買う為のポイントを少しだけお教えします。

まずはじめに・・・
タイヤサイズの確認方法

■タイヤの側面に記載されている表示に注目!

いろいろ記載はありますが、上記の「195/65R15」これがタイヤサイズです。
つまり・・・195mmのタイヤ幅に対して65%の偏平率で15インチのホイールに取付できるタイヤと言う事です。
ちなみに読み方は・・・いちきゅうご ろくごー じゅーご
これが分かれば、どのタイヤが自分の車に付くのか分かります。

次にサイズの後ろに記載の有る「91H」ですが

荷重指数と速度記号です。
荷重指数とはタイヤ1本が支えられる最大負荷能力の事で、以下の表のようになります。

91」は615kgまで対応していますので、一般的な乗用車なら問題ない数値と言えます。
またHという速度記号はタイヤが対応する速度=能力値を表し、以下の表のようになります。

」は210km/hまで対応していますので、日本国内なら何の問題もなさそうです。
※車検により標準サイズの荷重指数を確認しますので数値が下回らないよう注意が必要です。

ここまで分かれば、自分の車に取付できるタイヤか判断ができます。

続いて、もうひとつタイヤ選びの際に重要と思われるブランドをご紹介します。

  1. BRIDGESTONE
  2. MICHELIN
  3. GOODYEAR
  4. Continental
  5. 住友ゴム(DUNLOP・FALKEN)
  6. PIRELLI
  7. Hankook
  8. 横浜ゴム
  9. MAXXIS
  10. 中策ゴム

世界のタイヤシェアランキング

TOP10に入るメーカーは聞き覚えのあるメーカーが多いと思います。
タイヤの販売をしていると「BRIDGESTONEがいい」という声をよく聞きますが。
世界シェア1位のタイヤですから まず間違いないでしょう。
その他このランキングに記載されているタイヤメーカーなら流通量を考えると、
まず問題は無いと思いますが、 ランキングに入らないとダメと言う事ではありません。

実際にランキング外でも、有名なタイヤメーカーはある

例えば・・・日本メーカーのTOYOタイヤ
韓国では航空会社(アシアナ航空)も運営しているクムホタイヤ
台湾のNANKANG(ナンカン) KENDA(ケンダ) FEDERAL(フェデラル)なんかも日本国内で流通の多いメーカーです。

また、価格の優位性を考慮してアジアンタイヤを選択する事も有りますが、その際は

軽自動車サイズがあるか確認してみて下さい。

軽自動車は日本独自の規格による車両の為、タイヤサイズも一般的な車両とは異なります。
世界での流通量(シェア)を増やすためには特別なサイズを製造するよりも一般的なサイズを製造する方が効率は良いのですが、
一部のアジアンタイヤメーカーでは日本市場を意識し、軽自動車サイズのタイヤを数多くラインアップするメーカーがあります。
目の肥えた日本人に合わせたタイヤ作りを行う、そんなタイヤメーカーなら価格が安くても信頼できるかもしれません。

その他、各メーカーのタイヤには燃費の良いタイヤや雨に強いタイヤ、音の静かなタイヤ、グリップ力の強いタイヤなど
様々なタイヤが存在します。細かいお話はまた今度として
先ずは自身の車のタイヤサイズを確認してみましょう。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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