タイヤの種類はいくつある?それぞれの特徴とタイヤを選ぶ基準を解説

「タイヤ」と一括りに呼ばれていますが、実はさまざまな種類があります。

しかし、「タイヤの種類なんて意識したことがないからよくわからない」「種類が多すぎて把握できていない」という人もいるでしょう。そこでこの記事では、タイヤの種類を機能別、シーズン別、構造別の3パターンに分けて解説します。

タイヤは、季節や用途にあったものを選ぶことが重要です。タイヤ一つひとつの特徴を紹介するので、この記事を読めば目的にあったタイヤを選べるようになるでしょう。

また、タイヤを選ぶ基準も解説するので、「用途にあったタイヤを選びたい」「愛車に最適なタイヤの種類を知りたい」という人は、ぜひ最後までご覧ください。

▼この記事を読んでわかること
・機能別に分けたタイヤの種類
・シーズン別に分けたタイヤの種類
・構造別に分けたタイヤの種類
・タイヤを選ぶ基準
・タイヤ流通センターならお得にタイヤ交換ができること

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【機能別】タイヤの種類

機能別に分けると、タイヤの種類は8つあります。

  • オールテレーンタイヤ
  • オフロードタイヤ
  • コンフォートタイヤ
  • エコタイヤ
  • スポーツタイヤ
  • ランフラットタイヤ
  • エアレスタイヤ
  • 応急タイヤ

用途にあったタイヤを選ぶためにも、それぞれの詳細を確認しましょう。

オールテレーンタイヤ|高い走破性

オールテレーンタイヤは、さまざまな地形を難なく走れる高い走破性が特徴のタイヤです。一般的な道路はもちろんのこと、砂利道や泥道なども気持ちよく走れます。

また、オールテレーンタイヤは、SUV車や4WD車に装着されることが多い傾向にあります。サイドウォールに「A/T」「T/A」と表記されているので、区別にはさほど困らないでしょう。

ただし、高い燃費性能を誇るわけではないので、注意が必要です。

オフロードタイヤ|悪路に特化

オフロードタイヤは、整備されていない道や悪路などを走ることに特化したタイヤです。最大の特徴は、凹凸のあるブロックパターンでしょう。砂地、泥地といった不安定な路面でも力強く走行できます。

また、一般的なタイヤは排水性を重視しているので縦溝が多いですが、オフロードタイヤは地面を引っ掛けるために横溝が多くなっているという特徴があります。

コンフォートタイヤ|性能のバランスが良好

コンフォートタイヤは、タイヤに必要な性能のバランスの良さが特徴です。低価格帯のタイヤと比べると、静粛性および乗り心地が良くなるように設計されています。

ただし、快適性を求めている分、一般的なタイヤよりも価格が高くなる傾向があるので注意が必要です。

エコタイヤ|高い燃費性能

エコタイヤは、低燃費タイヤとも言われる燃費性能に優れたタイヤのことです。走行時のタイヤにかかる抵抗を低く抑えて、タイヤが回転しやすいように設計されています。

抵抗が抑えられるとグリップ力も低くなりがちですが、市販で売られているエコタイヤはウェットグリップ性能が保証されているので安心です。

また、高い燃費性能を保つために、一般的なタイヤよりも重量が軽くなっています。

スポーツタイヤ|高いグリップ力

ポーツタイヤは高いグリップ力があり、優れた安定性を誇ります。タイヤの溝の面積が小さく、路面との接地面積が大きいことで高いグリップ力を維持しています。

そして、耐久性や制動力にも秀でているので、スポーツ走行を楽しめるのが魅力です。サーキット走行をしたい人は、検討してみてください。

ランフラットタイヤ|乗り心地抜群

ランフラットタイヤは、乗り心地抜群のタイヤです。たとえば、パンクなどで一時的に空気圧がゼロになっても、少しの距離であれば走行可能です。

ランフラットタイヤは、ISOのシンボルマークか「F」という刻印で見分けられます。ただし、タイヤのメーカーによっては表記が異なるケースもあるので、見分けるときは注意しましょう。

エアレスタイヤ|パンクの心配不要

エアレスタイヤは、文字どおり空気を必要としないタイヤです。空気が必要ないので、パンクを心配する必要がありません。

また、空気圧のチェックなども不要なので、メンテナンスが簡単だというメリットもあります。空気もいらない、パンクもしない次世代のタイヤとして注目を集めています。

応急タイヤ|緊急時に使用

応急タイヤは、緊急のときに使うタイヤのことです。走行中、タイヤにトラブルが発生したときに、一時的にその場をしのぐために活用します。

一般的なタイヤと比較すると小さく、幅も狭いという特徴があります。近年、修理キットを装備している車が増えているので活躍する機会は減っていますが、万が一のときに活躍するでしょう。

【シーズン別】タイヤの種類

シーズン別でみると、タイヤは4種類に分けられます。

  • オールシーズンタイヤ
  • サマータイヤ
  • スタッドレスタイヤ
  • スパイクタイヤ

それぞれの詳細を見ていきましょう。

オールシーズンタイヤ|1年中使用可能

オールシーズンタイヤは、基本的に1年中使用できるタイヤです。サマータイヤとスタッドレスタイヤ、両方の特徴を兼ね備えています。

マイナス10℃から30℃までなら走行できるため、極端に寒い地方でなければ1年間問題なく走れるでしょう。ただし、一部の性能はシーズンに特化しているタイヤよりも劣る点には注意が必要です。

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サマータイヤ|暖かい季節に最適

サマータイヤは、春から秋にかけて活躍するタイヤです。ノーマルタイヤと呼ばれることもあり、路面が乾いていても、濡れていても快適に走行可能です。

また、最低気温が7℃を下回らなければ問題なく走行できるので、温暖なエリアであれば1年中使用できます。

ただし、雪道や凍った道ではタイヤ本来の性能が発揮しにくくなるので、ほかのタイヤを検討する必要があります。

スタッドレスタイヤ|寒い冬に最適

スタッドレスタイヤは、雪道や凍った道が得意なタイヤです。寒い冬には最適で、雪が降らないエリアでも、気温に応じてスタッドレスタイヤを使うことが推奨されることもあります。

スタッドレスタイヤは、雪道などを安全に走れるように設計されているので、夏場の使用には向いていません。夏はサマータイヤよりも減りが早くなるといったデメリットがあるので、注意しましょう。

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スパイクタイヤ|豪雪地域向け

スパイクタイヤは、豪雪地域向けのタイヤです。近年はほとんど見ることがなくなりましたが、冬の走行に特化しており、雪道も難なく走行できます。

スタッドが路面に突き刺さり、車両に必要な駆動力と制動力を生みます。ただし、日本では一般車両への使用が制限されているので、選択肢に入ることはほとんどないでしょう。

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【構造別】タイヤの種類

タイヤは構造別でも以下の2種類に分けられます。

  • ラジアル構造
  • バイアス構造

より専門的な内容にはなりますが、概要を把握しておきましょう。

ラジアル構造|操作性や安定性に優れている

ラジアル構造のタイヤは、操作性や安定性に優れています。タイヤの中心部からラジアル状にカーカスが配置されているのが特徴で、カーカスをベルトで締め付けてタイヤが製造されます。

また、耐摩耗性が高いことも魅力の一つです。

バイアス構造|悪路でも乗り心地が良い

バイアス構造は、悪路でも乗り心地が良いのが特徴です。低速や悪路でも乗りやすいため、大型車両やSUVなどで使用されることが多い傾向にあります。バイアス構造は、カーカスが斜めに配置されており、ねじれが発生しないように逆方向にいくつかのカーカスを重ねて造られています。

タイヤを選ぶ基準とは?注目すべき7つの性能

「タイヤの種類はわかったけど、どれを選べばいいのかわからない…」

ここまでにタイヤの種類を紹介してきましたが、上記のような疑問を抱いた人もいるのではないでしょうか?

タイヤを選ぶときは、以下の7つの性能に注目しましょう。

性能 詳細
直進安定性 車のふらつきを抑えて、安定してまっすぐ走行しようとする性能
ドライ性能 乾いた路面でも安全にストップできる、スムーズに曲がれる性能
ウェット性能 濡れいている道でも安全にストップできる、スムーズに曲がれる性能
低燃費性能 タイヤを転がりやすくすることで、燃料の消費を抑える性能
ライフ性能 使用限度まで、総走行距離を長くする性能
静粛性 タイヤが路面と触れることで生じる音を抑える性能
乗り心地 路面からの振動が車に伝わるのを抑える性能

7つの性能に注目することで、愛車により適したタイヤを選べるようになります。自分がタイヤでとくに重視する性能をあらかじめ考えておくと、スムーズにタイヤを選択できるでしょう。

また、「性能を適切にチェックできるかわからない」「自分で判断するのは不安」という人は、プロへの相談も検討してみてください。

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タイヤの種類を把握して最適なものを選ぼう!

 

タイヤの種類は機能別で分けると、オールテレーンタイヤやエコタイヤ、エアレスタイヤなどがあります。さらに、シーズン別で分けると、オールシーズンタイヤ、スタッドレスタイヤなどがあります。

いずれにしてもタイヤは種類が多く、適当に選ぶと利用環境に適したものを選べないかもしれません。タイヤを選ぶときは、目的や用途と照らし合わせて選びましょう。タイヤを選ぶ際は、本記事で紹介した7つの性能を意識するのがおすすめです。

また、タイヤのことでお悩みならタイヤ流通センターにご相談ください。初めての方でも簡単にタイヤ交換の予約ができたり、業界トップレベルの安さでサービスを受けられたりします。

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