ノア「X」「G」「Z」各グレードの特徴とは?新型と旧モデルの違いをご紹介

ノアのグレードとその特徴

トヨタから販売されているミニバンの「ノア」ですが、広く開放的な室内空間と上質感を兼ね備えた車で、特にファミリー層から非常に人気がある車種です。ノアには標準タイプの「X」「G」「Z」、エアロタイプの「S-Z」「S-G」の計5グレードがあります。
それぞれのグレードで特徴が異なるので、各グレードによる違いや特徴を以下で解説します。

グレードの違いと比較

ノアには、標準ボディの「X」「G」「Z」、エアロボディの「S-G」「S-Z」がラインナップされています。標準ボディは、堂々・モダン・上質の3つを突き詰めた新スタンダードデザインで、パワフルなボディシルエット、強く精悍なフロント、仕立ての良さが特徴です。

エアロボディは、伸びやかで低重心なサイドと迫力のあるフロントフェイス、ワイド&ローを強調する専用リアバンパー、太いメッキグリルはセンターへの押し出しを強調している特徴があります。

標準グレード

「X」はエントリーグレードで、標準装備が揃ったコストパフォーマンスに優れるグレードです。フロントグリルはカラードとメッキモールを使用し、ボディカラーと同様のカラーとなっています。見た目は、「G」グレードと大差がありませんが、LEDフォグランプがオプションになったりという違いがあります。

また、駐車操作のアシストをしてくれる機能やスマートフォンで遠隔操作できるリモート機能などは設定できません。

「G」はシンプルで落ち着いたシンプルな見た目が特徴です。S-ZやZグレードより上品な見た目で、ファミリーや女性などにおすすめです。フロントグリルはXと同様で、LEDフロントフォグランプは装備されていません。しかし、Xグレードでは設定されていなかった、駐車アシスト機能やスライドドアを途中停止できる機能などをオプションで設定できます。

「Z」は高級感のある見た目が特徴です。X・Gグレードと異なり、LEDフォグランプが標準装備となり、フードモールにもメッキが使用されるなどの違いがあります。また、駐車アシスト機能や安心降車アシストなどがメーカーオプションで設定可能で、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアも両側に設定されています。

S-GグレードはGグレードのエアロボディタイプで、エアロ専用のホイールやフロントグリルがスモークメッキデザインになっています。また、フロントバンパー、リアバンパー、サイドマッドバードもエアロ専用で、Gグレードとの差別化を図っています。安全装備はGグレードと同様となっています。

S-ZはZグレードのエアロボディタイプで、S-Gと同様にフロントバンパー、フロントグリル、フロントモールディング、リアバンパー、サイドマッドガードはエアロ専用となっています。内装はZグレードと同様に各所にシルバー加飾してあり、高級感を感じるデザインになっています。

人気の高いグレードとは

ノアには、5つのグレードにハイブリッドも含め、合計10グレード販売されています。その中で人気が高い上位3グレードは、「ハイブリッドS-Z」、「2.0 S-Z」、「2.0 S-G」の順番です。ハイブリッドのエアロタイプが一番人気となっています。その後に、通常のエアロタイプが続くという順位です。

新旧モデルの比較


ここでは、新旧モデルの比較を行っていきます。
新旧での違いを確認してみてください。

旧型ノアと新型ノアの違い

旧型ノアと新型ノアでは、エクステリアやインテリア、性能など大きな変化はありませんが、旧型より新型の方がより使いやすさはアップしていると言えるでしょう。

全長・ホイールベース・前後のオーバーハングはほぼ変わっていませんが、2列目のキャプテンシートが、後方へスライドしても左右の席が独立したままとなったこと、座面が上方向にチップアップできるので最大の荷室の広さが旧型より拡張されるといった変化があります。
他にも違いがあるので見ていきましょう。

新旧モデルの見た目の違い

新型ノアと旧型ノアの見た目は、旧型の前期から後期に移行した時に保守的かつ高級感を重視したフロントフェイスから前衛的かつスポーティーに変化しました。そして、後期からモデルチェンジして新型になったノアは、後期モデルを引き継いだ見た目となっており大きな変化はあまりありません。

ノアの特徴でもある3本の横に流れるラインが少し大きくなり、エアロタイプではメッキ加工されているので、よりスポーティーさが増したといえるでしょう。新旧でリア周りは少し変化があり、テールライトの形が縦型からL字に変化しています。

内装では、旧型はインパネが高くそびえ立つようなデザインでしたが、新型は助手席側上面をくぼませた形状で、視界確保や圧迫感の軽減などの工夫がなされています。

新旧モデルの性能比較

旧型と新型では、ガソリンエンジンは従来同様の2.0LのNAエンジンですが、搭載エンジンが新しく変わったことにより更なる低燃費を実現しているだけでなく、動力性能も向上したことからレスポンスの良い走りを実現しています。旧型のカタログ燃費は13.6km/Lでしたが、新型は15.1km/Lと向上しています。

CVTは、マニュアルのようなシフトチェンジが楽しめる、10速シーケンシャルシフトマチックが採用されています。

また、新しいプラットフォームを採用したことでボディ剛性が強化され、乗り心地の改善、静粛性の向上などの変化もあります。
メーカーオプションで、ハンズフリーのパワースライドドアやパワーバックドア、ステアリングヒーターなどが装備可能となっています。

ハイブリッドモデルの特徴


ここでは、ハイブリッドモデルの特徴について性能、燃費、ガソリン車との比較の3つの観点から見ていきます。

性能

新型ノアのハイブリッドモデルは旧型から進化した新開発のハイブリッドシステムを搭載しています。新開発のハイブリッドシステムでは、ハイブリットバッテリーの性能を向上させつつ18kgの軽量化を行っています。また、ボディ剛性の効果的なスポット溶接を実施し、骨格の結合部を強化、ハイブリッド専用のガラスの採用などにより乗り心地と静粛性を向上させています。サスペンションも最適化され、しなやかで安定した走行が可能です。

燃費

旧型ノアハイブリッドのWLTCモード燃費は19.8km/Lだったのに対し、新型ノアハイブリッドは23.4km/Lに向上しています。ハイブリッドシステムの新開発により、バッテリーの軽量化やシステムの効率化などの効果で燃費性能が向上しています。

ガソリン車とハイブリッド車の比較

ガソリン車とハイブリッド車を比較すると、見た目はほとんど変わりませんが燃費や装備品などに違いがあります。ハイブリッドは、エンジン音が静かなため室内空間の静粛性が良くなるよう設計されていたり、モーターのアシストが働く分、加速はハイブリットに軍配があります。しかし、価格を比べると、ハイブリッドの方が35万円程高いです。

ノアのタイヤ交換ならタイヤ流通センター

大人気のノアですが、ガソリン車でもハイブリッド車でも必ずタイヤ交換の時期がやってきます。タイヤ交換は、大きな費用がかかってしまうのでなるべく費用を抑えたいと思うでしょう。そんな方は、「タイヤ流通センター」がお得にタイヤ交換ができます。

例えば、ノアの標準サイズである「195/65R15」の場合は、4本セットで税込19,800円~となっています。
このサイズのタイヤは4本で20,800円~というのが相場となっています。

タイヤ流通センターでは、簡易見積でタイヤの購入から予約までをワンストップで行うことができます。タイヤサイズによってプランが設定されており、誰でも分かりやすく簡単に購入することができます。初心者や車のことが分からない人でも安心して購入できますよ。

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まとめ

今回は、新型と旧型ノアについて解説しました。ミニバンの中でも大人気のノアですが、グレードが5つありそれぞれにハイブリットの設定があるので、計10車種になります。一番人気はハイブリットS-Zです。エアロボディでスポーティーかつ上品なエクステリアデザインで高級感のあるインテリアデザインをしていることから、人気が高くなっています。

それぞれのグレードで、見た目やオプション設定などが異なりますので、自分に合うグレードの車種を選び、快適なカーライフを送りましょう。
ノアのタイヤ交換は、4本セットで19,800円~できるタイヤ流通センターで見積もりをすると良いでしょう。

タイヤが安いだけでなく、保証なども付けられるので安心です。Webから簡単にタイヤの見積もり・購入・交換予約までを行うことができます。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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