ディーラーでのタイヤ交換は高い?相場やメリット、注意点を解説!

世間には、「ディーラーでのタイヤ交換は高い」というイメージがあるようです。そのほかにも、ディーラーでのタイヤ交換に関するネガティブなうわさも流布しています。果たして、本当にディーラーでのタイヤ交換は「おすすめできない」ものなのでしょうか。

今回はディーラーでのタイヤ交換に注目し、具体的な金額を調査しました。同時に、タイヤ専門店やカー用品店、ガソリンスタンドでのタイヤ交換料金もチェック。ディーラーのタイヤ交換が本当に高いのか、検証します。

あわせて、ディーラーでタイヤ交換をするメリット・デメリット、注意点もまとめました。タイヤ交換にかかる費用を少しでも抑えたい方、必見です。どうぞ最後までご覧ください。

▼この記事を最後まで読んでわかること
・ディーラーでのタイヤ交換にかかる費用
・ディーラー以外でのタイヤ交換にかかる費用
・ディーラーでタイヤを交換するメリット・デメリット
・ディーラーにタイヤ交換を依頼する注意点
・タイヤ流通センターならお得にタイヤ交換ができること

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ディーラーでのタイヤ交換にかかる費用

実際、ディーラーでタイヤを交換すると、どの程度費用がかかるのでしょうか。大手自動車ディーラーから「トヨタ」「ホンダ」「スバル」をピックアップし、タイヤ交換の工賃を解説します。

トヨタでのタイヤ交換工賃

トヨタ系列のトヨペットでタイヤを交換する工賃は、以下のとおりです。なお、下表の料金はトヨペット茨城のものです。店舗によって料金が異なる可能性があるため、詳しくはお近くのトヨタディーラーにお問い合わせください。

〈タイヤを店舗で購入した場合〉

作業内容 1本 4本
タイヤ交換
(バランス調整込)
通常タイヤ 1,100円 4,400円
扁平率30~50タイヤ 3,300円 13,200円
19インチ以上のタイヤ 5,500円 22,000円
タイヤ車両脱着 通常料金 - 2,200円
プレミアム・SUV
ワンボックス・ミニバン
- 3,300円
ホイールバランス調整のみ 550円 2,200円
チューブレスバルブ 429円 1,716円
タイヤ処分料 330円 1,320円

タイヤを持ち込んだ場合は、交換工賃が割増しになります。

〈タイヤを持ち込んだ場合〉

作業内容 1本 4本
タイヤ交換

(バランス調整込)

通常タイヤ 2,750円 11,000円
扁平率30~50タイヤ 5,500円 22,000円
19インチ以上のタイヤ 要事前相談 要事前相談

※参照:タイヤ交換 | トヨタ車なら茨城トヨペット

トヨタ系ディーラーのタイヤ交換は高いのか?料金一覧と付帯サービス、注意点を解説

ホンダでのタイヤ交換工賃

本田系列のディーラーであるHonda Cars(ホンダカーズ)でタイヤ交換する工賃は、以下のとおりです。

下表は、Honda Cars中央神奈川を参照しています。店舗によって料金が異なる可能性があるため、詳しくはお近くのホンダタディーラーにお問い合わせください。

作業項目 1本 4本
タイヤ交換 2,200円 8,800円
バランス調整 1,100円 4,400円
窒素ガス充填 - 2,200円

※ 参照:【公式】整備項目と料金 | 車検・点検・整備|Honda Cars 中央神奈川

ホンダ系ディーラーでのタイヤ交換は高い?お得に済ませる方法を紹介

スバルでのタイヤ交換工賃

スバルのディーラーでのタイヤ交換は、地域によって工賃が変わります。

ディーラー 交換工賃(4本)
東京スバル 5,500円
スバル東北福島 4,400円
スバル信州 4,400円(普通車)
3,300円(軽自動車)
5,500円(大径タイヤ)

※参照:カーケアメニュー|アフターサービス |東京スバル株式会社

メンテナンス|アフターサービス|スバル東北株式会社 福島

タイヤ・用品 | 点検整備・パーツ|スバル信州株式会社

なお、どの店舗もバランス調整費用は別途かかります。また、上記料金は、ホイール付タイヤの交換の場合です。ホイールの脱着が必要な場合は、さらに料金がかかります。

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ディーラー以外でのタイヤ交換にかかる費用

タイヤはタイヤ専門店やカー用品店、ガソリンスタンドでも交換してもらえます。それぞれのショップで、タイヤ交換にかかる料金を調査しました。

タイヤ専門店のタイヤ交換工賃

タイヤ流通センターは、日本最大級のタイヤ専門店です。国内外あらゆるメーカーのタイヤを取り揃えており、店舗にはタイヤに詳しいプロや、整備士が常駐しています。

タイヤ流通センターでタイヤを交換した場合、以下の工賃がかかります。

タイヤサイズ 1本 4本
タイヤ交換工賃
(バランス調整料込)
~15インチ 1,650円 6,600円
16~17インチ 1,980円 7,920円
18インチ 2,310円 9,240円
廃タイヤ処分料 サイズ共通 550円 2,200円

タイヤ流通センターのタイヤ交換工賃には、バランス調整料があらかじめ含まれています。

バランス調整とはタイヤとホイールの重さのアンバランスを調整し、ハンドルのブレを防ぐ作業です。タイヤにバランスウェイトと呼ばれるおもりを貼り付けたり、打ち込んだりして全体のバランスを整えます。

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カー用品店のタイヤ交換料金

大手カー用品店のイエローハットでは、どの程度の交換工賃がかかるのでしょうか。

作業項目 1本 4本
タイヤ交換 1,100円~ 4,400円~
タイヤ履き替え
(夏←→冬の交換)
3,300円~ 13,200円~
廃タイヤ処分料 250円~ 1,000円~
ホイールバランス測定調整 1,100円~ 4,400円~
タイヤローテーション - 3,300円~
窒素ガス充填 550円~ 2,200円~
ゴムバルブ交換 300円~ 1,200円~

※参照:タイヤ交換・履き替え - 作業工賃・時間|イエローハット

なお、上記のタイヤ交換料金は、いずれもホイールの脱着がない場合です。ホイール脱着が必要だと、さらに料金がかかります。

イエローハットと両翼をなす大手カー用品店・オートバックスでも、同程度の工賃がかかります。

作業項目 1本 4本
タイヤ・ホイール交換 1,100円~ 4,400円~
バランス調整 1,100円~ 4,40円~
ゴムバルブ交換 440円~ 1,760円~
窒素ガス充填 550円~ 2,200円~
タイヤローテーション - 2,200円~
タイヤ付け替え - 4,400円~
タイヤ処分料 440円~ 1,760円~

※参照:タイヤ交換ならオートバックス(費用・交換時期の目安・予約)|オートバックス公式ブランドサイト

ガソリンスタンドのタイヤ交換料金

ガソリンスタンドでのタイヤ交換にかかる料金は、地域や運営会社によって異なります。参考までに、エネオス系列のガソリンスタンドでの工賃を表にまとめました。

作業項目 車種・サイズ 料金(4本)
タイヤ交換 軽自動車
普通自動車
4,000円~
ワンボックス
RV
6,000円~
タイヤ組み換え
(ホイール脱着あり)
17インチまで 8,800円~
18インチ以上 12,800円~

※参照:タイヤ交換 | サービスを知る | ENEOSモビリニア

ガソリンスタンドのタイヤ交換は安い?メリット・デメリットを徹底比較!

結論:ディ-ラーのタイヤ交換工賃は、他ショップと同程度

調査の結果、ディーラーも他のショップも、タイヤ交換は1本1,100円~2,200円程度の工賃がかかることがわかりました。ショップによって、工賃に大きな差が生まれることはないようです。

ただし、バランス調整費用を交換工賃に含むか、含まないかで総額は大きく変動します。タイヤ交換工賃を比較する際は、バランス調整料の扱いについて、チェックすると良いでしょう。

ディーラーでタイヤを交換するメリット

タイヤ交換工賃は、他のショップの工賃と大きな乖離は見られませんでした。では、ディーラーにタイヤ交換を依頼するメリットは何でしょうか。

車種に最適なタイヤを探してもらえる

ディーラーは、その車種をつくった企業そのものです。自社製車両に対する知識はどこより豊富で、車種にあったタイヤを探してもらえます。

また、ヒアリング力に長けたスタッフも多く、日ごろの車の乗り方を踏まえたタイヤ選びも得意です。「燃費を重視したい」「とにかく滑りにくいタイヤが欲しい」など、どのような要望も伝えてみてください。事情を踏まえ、車の特性も考慮した最適なタイヤ選びをサポートしてくれます。

サービスが充実している

ディーラーを選ぶ理由に、充実したサービスを挙げる人もいます。

実際、タイヤ交換の際は自宅まで車を取りに来てくれたり、待ち時間に無料Wi-Fiが利用できたりと、細やかなサービスを受けられるのはディーラーならではでしょう。

スタッフの物腰も柔らかく丁寧で、上質のサービスを受けたい人にはピッタリです。

作業品質が保証されている

タイヤ交換をはじめとするタイヤの整備や修理、点検には、メーカーごとにマニュアルがあります。このマニュアルは非常に細かく、車種ごとに注意点も異なるため、整備士には相当の知識と技量が求められます。

ディーラー所属の整備士は、そのメーカーのプロフェッショナルです。車種の整備ポイントを熟知しており、車に合った作業を提供してくれます。店舗によって、整備士の技量に大きな差が見られないのも、ディーラーにタイヤ交換を依頼するメリットといえます。

ディーラーでタイヤ交換する際のデメリット

ディーラーでのタイヤ交換には、知っておきたいデメリットもあります。3つのデメリットを解説します。。

料金が割高になる可能性がある

ディーラーでのタイヤ交換は、他のショップに比べて割高になるケースもあるため、注意が必要です。

先に紹介したタイヤ交換工賃の章でも、トヨタ系ディーラーが「持ち込みタイヤに対する割増料金」を設定していました。これは、他ショップで購入したタイヤを持ち込み、交換作業だけを依頼したい場合に適用される料金です。

タイヤをディーラーで購入していない方は、事前に料金を確認しておいたほうが良いでしょう。

タイヤを購入する場合も、ディーラーはタイヤ専門店やカー用品店より価格が高めの傾向があります。タイヤは安くはない買い物です。複数のショップで相見積もりを取り、納得できる価格のショップで購入すると良いでしょう。

選べるタイヤのラインナップは、多くない

ディーラーの主力取扱商品は、タイヤではありません。あくまで、車です。

そのため、店舗で取り扱う車種に適合するタイヤをそろえてはいますが、かなり限定的になることは知っておいたほうが良いでしょう。

取り扱っているタイヤメーカー・ブランドが少なく、特殊タイヤはまったくないというケースもあります。タイヤにこだわりがある方、豊富なラインナップから選びたい方は、タイヤ専門店の利用をおすすめします。

純正サイズから変更しにくい

タイヤの内径を変える「インチアップ/インチダウン」は、比較的取り入れやすいカスタマイズです。車の印象も変わるため、サイズを変えたい人も多いのではないでしょうか。

ただ、ディーラーではタイヤのインチアップ/インチダウンに対応していない、あるいは条件付きで対応可能とするところがほとんどです。純正タイヤからの変更を「安全性を約束できない」という理由で、嫌がるディーラーもあります。実際、インチアップした車をディーラーに持ち込んだら、入庫拒否されたケースもあるようです。

純正からタイヤサイズを変更したい、あるいは変更した車に乗っている人は、ディーラー以外でのタイヤ交換を検討したほうが良いでしょう。タイヤ専門店やカー用品店は、親身に相談に乗ってくれるところが多いようです。

ディーラーにタイヤ交換を依頼する注意点

ディーラーでタイヤ交換をする場合、押さえておきたい注意点が3つあります。

タイヤの持ち込みが可能か問い合わせておく

「タイヤをいかに安く買うか」を追求すると、多くの場合ネット通販に行きつきます。ネット通販で購入したタイヤを、ディーラーに持ち込み、交換してもらおうと考える方は、注意したほうが良いかもしれません。

ディーラーによっては、タイヤの持ち込みを断る場合もあるためです。また、持ち込みタイヤへの交換に対応していても、割増料金をとるディーラーもあります。

タイヤを持ち込みたい場合、購入前にディーラーに「持ち込み可能か」「可能な場合、料金は割増しになるか」を問い合わせておくと良いでしょう。

タイヤ交は予約がおすすめ

ディーラーは丁寧で品質の良いサービスがメリットです。その反面、一つひとつの対応に時間がかかり、店舗が混み合うこともよくあります。

タイヤ交換は、可能な限り予約をおすすめします。予約しておけば、不要に待たされ時間を無駄にすることも減るでしょう。

また、交換に入る前に、作業所要時間を聞いておくようにしてください。想定外に混み合っており、時間がかかる場合も前もって作業完了時間の目途が立てられます。長時間になる場合は、買い物に出たり、一度帰宅したりと、待ち時間を有効に活用できるでしょう。

交換工賃は総額を算出してもらう

タイヤ交換にかかる工賃は、あらかじめ総額の見積もりを出してもらっておくと良いでしょう。

タイヤ交換には、一般的に以下の費用がかかります。

  • タイヤ価格(タイヤを購入する場合)
  • タイヤ脱着料(ホイールつきタイヤを履き替える作業)
  • タイヤ組み換え料(ホイールの組み換えが必要な場合)
  • バランス調整料(必要な場合のみ)
  • バルブ交換料(必要な場合のみ)
  • 廃タイヤ処分料(処分するタイヤが出る場合のみ)

タイヤ交換工賃は、タイヤのサイズや車種によって異なる場合もあります。交換予定の車の場合、いくらかかるのかを明確にしてから、納得の上依頼するようにします。

スケジュールに余裕があれば、タイヤ専門店やカー用品店と相見積もりをとり、納得できる価格のショップに依頼してください。

ディーラーでのタイヤ交換をおすすめするタイプ

ディーラーでのタイヤ交換は、以下に当てはまる方におすすめします。

  • 丁寧なサービスや接客を受けたい
  • 車に合ったタイヤを提案してほしい
  • 時間的なゆとりがある

反対に、価格を追求したい方や忙しい方は、タイヤ専門店やカー用品店等でのタイヤ交換が向いています。空いている時間を探し、都合の良いときに予約できるタイヤ流通センターの「簡単見積もり」も試してみてください。

また、タイヤにこだわりたい方、特殊なタイヤを履いている方も、タイヤ専門店を選んだほうが、納得のタイヤ選びが叶います。

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まとめ

ディーラーのタイヤ交換は、サービス品質の高さが強みです。混み合っていたり、定休日が多かったりするケースもあるため、予約できるディーラーを探すと良いでしょう。

「ディーラーのタイヤ交換は高い」といううわさもありますが、今回の調査ではそのような傾向は見られませんでした。ただ、本記事で紹介した工賃は、あくまで一例です。ディーラー店舗によって異なる場合もあるため、詳しくはお近くのディーラーにお問い合わせください。

「豊富なタイヤから自分にピッタリの1本を探したい」「できるだけコスパの良いタイヤ交換を実現したい」という方には、日本最大級のタイヤ専門店・タイヤ流通センターをおすすめします。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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