ガソリンスタンドのタイヤ交換は安い?メリット・デメリットを徹底比較!

 

後回しにしがちな「タイヤ交換」。日程調整や面倒なやり取りを考えると、なかなか気が進まないこともあるかもしれません。そんなときには、ガソリンスタンドの利用がおすすめです。日頃から利用している店舗なので面倒な手間はほとんどなく、気軽にタイヤ交換を行えます。

 

そこで今回は「ガソリンスタンドで行うタイヤ交換」にフォーカスし、メリット・デメリットやタイヤ交換の流れ、交換の時期などについて解説します。あわせて、タイヤ交換の作業を依頼できるほかの店舗についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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そもそもガソリンスタンドでタイヤ交換ってできる?

結論からいうと、ガソリンスタンドでもタイヤ交換が行える店舗は多いです。店舗によってサービス内容はさまざまで、たとえばタイヤ交換にくわえてバッテリー交換や車検を受けられる店舗もあり、この場合は車両整備のほとんどをガソリンスタンドで済ませることが可能です。

ガソリンスタンドでのタイヤ交換の相場

ガソリンスタンドでのタイヤ交換にかかる工賃の相場をご紹介します。ガソリンスタンドと、それ以外の業者における工賃は以下の違いがございます。

▼4本分の工賃の目安(ホイールはそのままでタイヤのみ交換する場合)

ガソリンスタンド 4,400~22,000円
ディーラー 8,800~33,000円
タイヤ専門店 6,600~11,000円
カー用品店 6,600~11,000円

※別途、バルブ交換、バランス調整、タイヤ処分費がかかります

ガソリンスタンドでのタイヤ交換は、基本的には他の業者に比べて安いことが分かります。なるべく安く済ませたい方と考える方が多いかもしれませんが、タイヤ交換をする際、値段以外にも目を向けてじっくり考える必要あります。

それでは、次の項目で、ガソリンスタンドでタイヤ交換するメリット、デメリットについてお話してきます。

ガソリンスタンドでのタイヤ交換のメリット

ガソリンスタンドでタイヤ交換をするメリットには、以下の3つがあります。

メリット1.店舗数が多い​

第一に「店舗数が多い」というメリットが挙げられます。これに対しガソリンスタンドは、住んでいる地域を問わず自宅や職場の近くに必ずある身近な存在です。そのため、誰でも日常生活の行動範囲内でタイヤ交換を済ますことができます。

メリット2.夜遅くまで営業している店舗もある

ガソリンスタンドの中には「深夜営業・24時間営業をしている店舗」もあり、この点もメリットといえます。ただし、あくまでも24時間稼働しているのは燃料補給だけで、タイヤ交換の受付は遅くても21〜22時ごろには終わってしまうことがほとんどです。それでも他の店舗に比べれば1〜2時間ほどゆとりができるので、日中忙しい方もタイヤ交換を依頼しやすいといえます。事前に受付時間を確認しておきましょう。

メリット3.ついでに給油や洗車ができる

このほか「ついでに給油や洗車ができる」という点も、ガソリンスタンドでタイヤ交換をするメリットです。タイヤ交換とあわせて燃料補給と洗車も済ませられたら、車をもっともよい状態に仕上げることができます。とくに燃料補給と洗車に関してはガソリンスタンドならではの魅力なので、そのほかの店舗にはないメリットといえます。

ガソリンスタンドでのタイヤ交換のデメリット

ガソリンスタンドでタイヤ交換をするデメリットには、以下の5つがあります。

デメリット1.商品のバリエーションが少ない(種類が少ない)​

第一に「タイヤのバリエーションが少ない」というデメリットが挙げられます。たとえば、A店では「ブリヂストン」のタイヤのみ、B店では住友ゴム製の「ダンロップ」「グッドイヤー」しか取り扱っていないというように、選べるほど品揃えはないことがほとんどです。そのため、メーカーにこだわりのある人や安いタイヤで良いという人には、ガソリンスタンドでのタイヤ交換は不向きといえます。

デメリット2.スピード作業の傾向がある

ガソリンスタンドでタイヤ交換をするデメリットには、「タイヤ交換をサッと済ませられることがある」という点もあります。これは、ほとんどの場合が「回転率を上げることでより多くの車両に来店してもらうため」です。整備不良や点検漏れの不安につながることもあるので、その点は理解しておく必要があります。

デメリット3.店舗によっては時間がかかることも​

前述した「タイヤ交換をサッと済ませられることがある」という点とは反対に、「時間がかかってしまう」というデメリットも考えられます。とくに、大通りに面しているガソリンスタンドや国の認定工場が備わっているガソリンスタンドの場合は、利用車両が増える分時間がかかる傾向にあります。

たとえば、大通りは交通量が多いため、休日はもちろん、平日や夜中でも多くの車両が通ります。その中で燃料補給・洗車する人が増えると、整備士も接客にまわったりサポートについたりする必要が出てきて、タイヤ交換の作業を中断せざるを得なくなるのです。

また、認定・指定工場があるとタイヤ交換以外に実施できるサービスも増えるため、整備にくる車両の数が増えます。そうなれば待ち時間は長くなり、最悪の場合、対応してもらえない可能性もでてきます。こうした事態を避けるには、事前予約をして時間を押さえておくことが大切です。

デメリット4.ほかの整備を勧誘される場合も

ガソリンスタンドでタイヤ交換をするデメリットには、「ほかの整備を勧誘される場合がある」という点もあります。具体的には、車内清掃やオイル交換等のタイヤ交換とは関係のない有料サービスを提案されたりすることがあります。タイヤ交換をする際は、「ほかのサービスは必要ない」とあらかじめ断っておくか、自分にとって本当に必要なものかを冷静になって考えることが大切です。

デメリット5.専門店より高価格の場合もある

ガソリンスタンドの場合、専門店に比べると「トータルの費用が高くなる」可能性もあり、この点もデメリットといえます。この理由として考えられるのは、タイヤ本体の価格が専門店よりも高い傾向にあること。費用を抑えるなら安くタイヤを購入できる店を探すか、タイヤ交換を自ら行う必要があります。

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そもそもタイヤ交換の流れって?

タイヤ交換

タイヤ交換の流れは、交換する新しいタイヤが「持ち込みタイヤ」か「店舗で買ったタイヤ」かによって異なります。

持ち込みタイヤの場合は事前にタイヤを購入する必要があるので、まずはタイヤを販売している店舗やオンラインショップでタイヤの値段を比較してみましょう。無事にタイヤを購入できたら、持ち込みタイヤに対応している店舗を探し、予約・日程調整します。そして当日に、あらかじめ購入したタイヤを持参して店舗へ足を運べばOKです。

店舗で買ったタイヤに交換する場合は、その旨をスタッフに伝えた上で予約・日程調整をします。このとき、現在使用しているタイヤのサイズやメーカーを伝えておけば、当日もスムーズにタイヤ選び・交換作業を行ってもらえます。

なお、タイヤ交換は自ら行うこともでき、その方法については以下の記事で詳しくご紹介しています。費用をかけずにタイヤを交換したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【プロが解説!】自分でタイヤ交換をする方法と専門店に依頼する場合の料金

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タイヤ交換をする時期はいつ?​

タイヤが古くなると、溝が浅くなったり乾燥によるひび割れや走行中についた傷が増えたりします。目視点検で確認できるほどの傷がある場合は、早めに交換しましょう。

また、タイヤ交換の時期として「使い始めてから5年」という目安もあります。5年経過するとゴムの劣化はかなり進行しますし、使用頻度や路面環境によってはタイヤがすり減り、スリップしやすい状況になっています。そのため、5年経つ前に交換するよう心掛けましょう。

なお、タイヤ交換の時期については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

タイヤの交換時期は?

タイヤ交換ができるところ

タイヤ

タイヤ交換を行えるのは、ガソリンスタンドやディーラーだけではありません。たとえば、自動車用品店でもタイヤ交換を受け付けている場合があります。自動車用品店では車両の部品や整備用品を中心に販売していますが、タイヤも同じように店頭販売しています。また、整備工場が備わっていることも多いため、すぐにタイヤ交換をしてもらうことも可能です。

タイヤ専門店も同様に、タイヤ交換を受け付けていることがほとんど。国内外のタイヤを数多く取り揃えているので、自分の車両に合うタイヤを必ず見つけられます。また、専門店というだけあって、整備工場が備わっていたりタイヤ代・作業工賃が低価格だったりするので、「費用を抑えつつもすぐにタイヤ交換を済ませたい」という方にはとくにおすすめです。

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タイヤ交換は専門家に任せると安心!

タイヤ交換は、専門の整備士がいる店舗に任せるのが望ましいといえます。中でも、ガソリンスタンドは店舗数が多いため利用しやすく、タイヤ交換とあわせて燃料補給・洗車もできるので、車両整備には打ってつけです。ただし、必ずしもプロの整備士に作業してもらえるとは限りません。なぜなら、ガソリンスタンドに整備士が常在していることは少ないからです。そのため、タイヤ交換はなるべく、整備士が常在しているディーラーやタイヤ専門店に依頼するとよいでしょう。

タイヤ専門店を利用するなら、全国で150店舗以上展開している「タイヤ流通センター」に目を向けてみてください。プロの整備士がタイヤ交換をはじめとする車両の整備を担当するので、安心して作業を依頼できます。この機会に、ぜひお問い合わせください。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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