【2025年度】スタッドレスタイヤが安い時期はいつ?購入時のチェックポイントや注意点も解説

今年も、「タイヤ値上げ」のニュースを耳にした方も多いでしょう。ただでさえ値が張るタイヤ、少しでも安く買いたいと考えるのは、ごく自然な心理です。さて、これから必要となるスタッドレスタイヤ、いったいいつが安い時期なのでしょうか。
今回はスタッドレスタイヤの価格に注目し、安く買えるタイミングと購入時のチェックポイント、注意したい費用などについて詳しく解説します。
▼この記事でわかること
・結局、いつスタッドレスタイヤへ交換するのが良いか
・スタッドレスタイヤを安い時期にお得に購入する方法
・スタッドレスタイヤ交換の際かかる工賃について
・タイヤ流通センターならお得にスタッドレスタイヤ交換ができること
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目次
スタッドレスタイヤが安い時期は年2回ある!

スタッドレスタイヤが安くなる時期は、1年に2回やってきます。安くなる時期をあらかじめ押さえておくと、タイヤ交換が必要になるタイミングに合わせてお得に購入できます。
最安値!ウィンターシーズン前
スタッドレスタイヤがもっとも安くなる時期は、ウィンターシーズン前です。9月~10月ごろと考えてください。
この時期には、おもに前年の型落ちや旧モデルがセール品として、安く販売されます。
また、ウィンターシーズンに集中しやすいニーズを分散させるために、早期割引と銘打ったセールが開催される場合もあります。
11月に入るとスタッドレスタイヤの需要が本格化し、セール価格での購入は難しくなります。今シーズンに履き替えを必要としている場合は、9月~10月ごろの購入を狙うと良いでしょう。
ウィンターシーズンの後半
冬の終わりが見え始めたタイミングも、スタッドレスタイヤが安く提供されやすい時期です。この時期には、各店舗が在庫を売り切るためにスタッドレスタイヤをセールする様子が見られます。
「在庫処分セール」「クリアランスセール」といったセールは、1月~3月ごろにかけて行うショップが多いようです。シーズン途中にスタッドレスタイヤの交換が必要になりそうであれば、この時期のセールがおすすめです。
スタッドレスタイヤが安い時期に、さらにお得に買う方法

スタッドレスタイヤは、「どこで買うか」によって価格が大きく変わります。スタッドレスタイヤを少しでも安く買いたい人は、以下2つの購入場所をチェックしてみてください。
タイヤ専門店を狙う
スタッドレスタイヤをお得に買いたいときに、まず見ておきたいのがタイヤ専門店の価格です。タイヤ専門店には2種類あり、安く買いたいときは(1)のショップを探してください。
- さまざまなメーカーのタイヤを扱う総合専門店
- メーカー直営の専門店
メーカー直営の専門店とは、ブリヂストン系の「タイヤ館」、ヨコハマタイヤ系の「タイヤガーデン」などを指します。当然のことながら、系列メーカーのタイヤしか扱っておらず、多くのタイヤを比較して選ぶことはできません。
(1)の総合専門店は、「タイヤ流通センター」のようなさまざまなメーカーのタイヤが揃うショップです。コスパに優れたアジアンタイヤから、ブリヂストンの最高級タイヤまで扱っており、予算やこだわりにあったタイヤを選べます。
| 〈POINT〉タイヤ流通センターは定額制!
タイヤを見ていて、「どれも同じに見えるのに、価格が違うのはなぜ?」と感じたことはありませんか。タイヤはメーカーや性能によって価格が変わりますが、価格の根拠を一つひとつ比較するのは、ほぼ不可能です。 タイヤ流通センターは、そんな消費者の方にとって分かりにくい「タイヤごとの価格設定」を廃止。サイズやランクが同等であれば、均一価格という定額制をとっています。 Webからその場で確認できる簡単見積もりも好評です。まずは、愛車のスタッドレスタイヤの価格をぜひ、チェックしてみてください。 |
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ネット通販を利用する
ネット通販のタイヤショップも、お得に買いたい方におすすめの方法です。キャンペーンやセールが頻繁で、クーポンを利用できたり、ポイントがついたりといったメリットもあります。
ただし、ネット通販でタイヤを購入する際は、交換・取り付けサービスの有無の確認が必須です。販売のみ行っているショップは、タイヤを交換してくれる工場を自分で手配する必要があります。工場によっては、持ち込みタイヤへの交換に持ち込み費用を加算するケースも見られます。
持ち込み費用を加えたら店頭で購入した場合より高くなった、となる可能性も考えられます。
スタッドレスタイヤが安い時期に購入する際のチェックポイント

シーズン前やシーズンの後半など、セールを狙ってスタッドレスタイヤを購入する際、どのような点に気をつけてタイヤを選べば良いのでしょうか。「安かろう、悪かろう」の後悔につながらない、チェックポイントを4つ解説します。
車種に合っているか
まず、車種に合ったタイヤを選ぶことが、何より重要です。価格にひかれて車種に適さないタイヤを選ばないよう、気をつけてください。
スタッドレスタイヤは滑りやすい路面をしっかりとグリップするため、車体のバランスや乗り方に合わせたつくりが施されています。車体が高く、重量もあるミニバン向けの専用タイヤ、車体が大きく重いSUVに合ったタイヤ…、といった具合です。
ショップにいるスタッフや整備士に車種を伝え、最適なタイヤを選んでもらうと良いでしょう。
メーカーのこだわりはあるか
人気メーカーのタイヤは、やはり早期に完売となります。メーカーにこだわりのある方は、早めにセールをチェックしてください。
国内で人気のタイヤメーカーは、以下の5社です。
- ブリヂストン
- ヨコハマタイヤ
- ダンロップ
- ミシュラン
- トーヨータイヤ
タイヤメーカーには特にこだわらない方は、海外製のタイヤも検討してみてください。アジアンタイヤと呼ばれる台湾や韓国メーカーのタイヤは、国内メーカーのタイヤにくらべて相当程度、お得に入手できる可能性があります。
重視する性能が備わっているか
雪道や凍結路を走るスタッドレスタイヤは、性能面の判断も重要です。スタッドレスタイヤを使用する環境を踏まえ、必要な性能が備わったタイヤを選びましょう。
スタッドレスタイヤで、まずチェックしておきたい性能は次の2つです。
- 雪上性能
- 氷上性能
雪は「かき出す力」が必要であり、氷は「ひっかく力」が求められます。スタッドレスタイヤの主要な使用シーンに合わせて、性能が優れているタイヤを選んでください。
その他、静粛性や耐摩耗性なども見ておくと良いでしょう。
製造年数も見ておこう
安く販売されるタイヤの中には、型落ち品やモデルチェンジ前のタイヤも含まれます。一方で、タイヤは時間の経過とともに劣化するため、製造からの経過年数もタイヤ選びの重要な観点です。
最新型のタイヤや今年製造されたタイヤ以外を買う場合、製造年も見てみてください。
タイヤの製造年は、側面にある英数字の刻印でチェックできます。数字4桁のうち、前半2桁が製造週、後半2桁が製造年を示します。「1123」なら、2023年の11週目に製造された、という意味です。
| 〈POINT〉タイヤは、製造から何年経過まで使えるのか
タイヤは経年劣化するとはいえ、あれだけ堅牢な製品です。製造から数年で、すぐに使えない状態になる、ということはありません。 タイヤメーカーは、新品時から5年経過したタイヤは点検を、10年経過したタイヤは交換を推奨しています。つまり、新品から10年程度までなら、ゴムは使用に耐えられるということです。 店頭に製造から10年近く経過したタイヤが並ぶことは、まずありません。ただ、製造年数の見方を知っておくこと、製造から10年経過したタイヤは使用しないほうが良いことは、ドライバーとして押さえておきたい知識です。 |
スタッドレスタイヤを安く買うには「交換工賃」もチェック

スタッドレスタイヤを購入し、タイヤのまま保管しておく人は稀でしょう。多くの人は、購入と交換・取り付けまでが一連の流れになるはずです。
この交換作業にかかるコストが、実は無視できない金額であることも、知っておいて損はありません。
以下は、タイヤ交換に最低限かかる工賃です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| タイヤ交換工賃 | 1,500円~2,500円/本 |
| 廃タイヤ処分料 | 500円~800円/本 |
タイヤ交換の工賃は、タイヤの大きさに比例します。インチが大きくなれば、それだけ費用がかさむ点を押さえましょう。
上記のほか、必要に応じて以下の費用がかかります。
- バランス調整料
- バルブ交換料
さらに、前述したように、持ち込みタイヤには持ち込み料を加算する工場もあります。持ち込み料を避けるためには、購入したショップに交換まで依頼することがベストです。
タイヤ交換費用は事前に見積もりを出してもらい、適正かどうかチェックしてから予約するようにしましょう。
| 〈POINT〉タイヤ流通センターなら購入から交換予約までワンストップ!
タイヤ流通センターは、タイヤの購入から交換予約までワンストップで手続きできます。交換予約も、希望の店舗と都合の良い日時をお客様側で選択でき、すべてWebで完結。その場で交換工賃まで含めたすべての見積もりをチェックできるため、不明瞭な支払い項目も発生しません。 コスパ良く手軽に、そして明瞭会計でスタッドレスタイヤを買いたい方は、ぜひチェックしてみてください。 |
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まとめ
スタッドレスタイヤを安く購入できる時期は、シーズン前とシーズン終盤の2回です。とくにシーズン前は、新モデルのタイヤが「目玉商品」として割安価格で販売されることもあり、タイヤにこだわりがない方も必見のタイミングです。
スタッドレスタイヤのセール情報は、チラシや店頭、ショップのSNS、ホームページなどで把握できます。
セール時期はもちろん、通年でお得にタイヤを買いたい方は、タイヤ流通センターにご相談ください。世界中から集めた選りすぐりのタイヤを、3つの定額プラン制でご用意しています。
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現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。