【2024年最新】九州エリアのタイヤ交換の時期はいつ?お得に履き替えるためのポイントとは

九州エリアは、東海エリアや北陸エリアなどの北日本と比べて雪が降る量や期間は少ないです。九州エリアの山間部や平野部でも、毎年雪が積もります。しかし、毎年のことながら「夏タイヤから冬タイヤへの交換のタイミングが分からない…」という方も少なくありません。

そこで今回は、九州エリアのタイヤ交換時期について詳しく解説します。九州エリアの方がいつ頃、夏タイヤと冬タイヤの交換を行っているか、独自調査結果も公開していきます。タイヤ交換の適切なタイミングを知り、今年はお得にスムーズにタイヤ交換を行いましょう。

タイヤ交換はどの時期にするものか


九州エリアの福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県の方はいつ頃タイヤ交換を行っているのでしょうか。一般的に九州エリアのドライバーがいつ頃タイヤ交換をしているのかを知ることで、タイヤ交換作業の混雑を避けた予定が立てやすくなり、スムーズにタイヤ交換ができるでしょう。

では、九州エリアのドライバーがいつ頃タイヤ交換をしているのか、独自調査結果を公開しながら見ていきましょう。

夏タイヤ→冬タイヤへの交換

九州エリアでは、北部と南部で初雪が降る時期が少し異なります。気象庁の発表によると九州エリアの北部の福岡県や佐賀県では12月中旬頃に初雪が観測される傾向にあります。南部の宮崎県は、1月中旬頃に初雪を観測するというデータがあります。同じ九州エリア内でも、北部と南部では初雪の観測に約1か月ほど差があることが分かります。

夏タイヤから冬タイヤへの交換は、初雪が観測される2週間前ぐらいに行うのがベストです。つまり、九州エリアの北部の方は、12月中旬に初雪が観測されるので11月下旬から12月上旬にかけて冬タイヤへ交換するのが安心といえます。
同じく南部の方は、1月中旬に初雪が観測されるので、12月下旬から1月上旬にかけて冬タイヤに交換しましょう。

早めに交換するのが安心材料になりますので、北部の方は11月下旬、南部の方は12月下旬になったら早めにタイヤ交換を検討し、混雑を避けてスムーズに作業を終わらせておきましょう。

※参考:気象庁<霜・雪・結氷の初終日と初冠雪日の平均値|福岡県
※参考:気象庁<霜・雪・結氷の初終日と初冠雪日の平均値|宮崎県

タイヤ流通センターの独自調査結果では

タイヤ流通センターの独自調査結果によると、九州エリアの冬タイヤへの交換は「10月頃から徐々に増え始め、12月にピークを迎える」という結果がでています。

※タイヤ流通センター

九州エリアでは、どの県でも12月に冬タイヤに交換する方が多いのが見て分かります。地域にもよりますが、九州エリアでは12月中旬から1月中旬に初雪が観測されるので、北部では11月から12月にかけて、南部では12月に冬タイヤに交換を済ませている方が多いようです。九州エリアでも、特に北部の山間部や内陸の方では降雪量が多くなることがあるので、早めの対策をおすすめします。

また、九州エリアから旅行や仕事などで中国・四国エリアへ車で行かれる予定がある方は、早めに冬タイヤへの交換を済ませておきましょう。中国・四国エリアは、九州エリアより降雪量が多く、高速道路ではチェーン規制が行われるので、事前に対策をしておく方が安心です。

冬タイヤ→夏タイヤへの交換

次は、冬タイヤから夏タイヤへ適切な交換タイミングを見ていきましょう。
冬タイヤから夏タイヤへの交換タイミングは、「最低気温がマイナスにならなくなるとき」というのが目安になります。

気象庁の統計データによると、九州エリアでは3月頃に最低気温がマイナスにならなくなるという結果が出ています。
※参考:気象庁〈観測開始からの毎月の値|福岡県
気象庁のデータから分かるように、九州エリアは最低気温がマイナスになる月が少ないですが、1月や2月は1℃~3℃ぐらいになっています。平野部で積雪がない場合でも、山間部では積雪や路面凍結が起こることがあります。そのため、3月頃が冬タイヤから夏タイヤへの適切な交換タイミングといえるでしょう。

ただし、旅行や仕事などで雪がある所やマイナスの気温になる場所に行く予定がある方は、予定が済むまでタイヤ交換は控えておきましょう。

タイヤ流通センターの独自調査結果では

タイヤ流通センターの独自調査結果によると、九州エリアの冬タイヤから夏タイヤへの交換は、「3月~4月にかけて多い」という結果が出ています。

※タイヤ流通センターの独自調査によるグラフ

九州エリアでは、3月になると最低気温がマイナスにならなくなるというデータもあり、冬タイヤから夏タイヤへの交換を行う方が多いものと判断できます。しかし、グラフを見て分かるように、5月になってからタイヤ交換を行う方も多いです。山間部の方は雪が残っていたり、旅行などで気温が低い場所に行かれる方は5月になってからタイヤ交換するのが良いでしょう。

季節ごとのタイヤ交換はどうやってする?


毎年、季節ごとにタイヤ交換を行っている方は多いでしょう。決まって同じ業者で交換を行う方は良いですが、そうでない方はどこに依頼しようか迷ってしまいますよね。

ここでは、タイヤ交換を行っている業者を3社解説します。それぞれ特徴が異なり、メリット・デメリットも併せて紹介します。ぜひ、タイヤ交換の依頼先の参考にしてみてください。

ディーラーで交換

ディーラーは、そのメーカーの車を専門で扱うプロフェッショナルな整備士が集まっています。そのメーカーの車に関する知識や情報、作業経験などはどこの業者より長けています。ディーラーに依頼する方は、「ディーラーに任せておけば安心!」という方も多いでしょう。
では、ディーラーでタイヤ交換を行うメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

ディーラーでタイヤ交換を行うメリットは、以下のようなものがあります。

  • 車種に合ったタイヤを選んでくれる
  • 作業の質や技術力が高いので、安心して任せられる
  • 自宅まで引き取り・納車をしてくれるサービスがある

ディーラーの整備士たちは、そのメーカーの車の最高の状態を知っています。車の性能を最大限に発揮できるタイヤやそのドライバーの乗り方に合うタイヤなど、乗り手の意思や乗り方に合うタイヤを選別してくれます。

また、作業の質や技術が高く安心して任せられるだけでなく、事前に予約をしていれば自宅まで引き取り・納車をしてくれるサービスまであります。他にも、行きつけのディーラーであれば、予約に融通を効かせてくれることもあるのもディーラーの良さといえるでしょう。

デメリット

ディーラーでタイヤ交換を行うデメリットは、以下のようなものがあります。

  • 費用が高い
  • 作業に時間がかかる
  • タイヤの持ち込み交換が断られる場合がある
  • タイヤの取り扱いメーカーや種類が限られる

ディーラーは、整った設備と作業の質や技術の高さ、サービスの良さなどから全体的に他の業者と比べて費用が割高になります。また、車検や点検、一般整備など様々な整備内容の車を多く受け入れているため、タイヤ交換だけでも時間がかかることがあります。

また、タイヤメーカーとの契約などの関係上、取り扱いタイヤメーカーや種類が限られていることが多いです。他にも、タイヤの持ち込みができない・別途持ち込み料がかかるといったデメリットもあります。

ディーラーのタイヤ交換は高いって本当?実際の料金を比較検証!お得にするコツも

タイヤ専門店で交換

タイヤ専門店は、タイヤを専門的に取り扱うプロフェッショナルの集まりです。スタッフ一人一人の技術力が高く、知識や情報も豊富に持ち合わせています。また、車や乗り手の特徴に合うベストなタイヤを選択してくれるので、タイヤ選びから作業まで安心して任せられます。

では、タイヤ専門店でタイヤ交換を行うメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

タイヤ専門店でタイヤ交換を行うメリットは、以下のようなものがあります。

  • タイヤの種類が多い
  • 予算や希望に合うタイヤが見つかる
  • 保証が付いている
  • スタッフの技術が高く、知識・経験も豊富で安心

タイヤ専門店の最大の特徴は、タイヤの品揃えの多さです。取り扱いメーカーや種類が豊富で、希望の性能や予算に合うタイヤが見つかる可能性が高いです。また、スタッフも知識や経験が豊富で、的確なアドバイスをしてくれるため、どれを選べば良いか分からない方でもベストなタイヤを購入できます。

作業の丁寧さやスピードにも定評があり、安心できます。専門店ならではの、「タイヤ保証」が付いているところもあり、急なパンクやトラブルなどでも対応してくれるのもメリットです。

デメリット

タイヤ専門店でタイヤ交換を行うデメリットは、以下のようなものがあります。

  • 繁忙期は、特に混み合うので待ち時間が長くなる
  • タイヤサイズによって工賃が高くなることがある

タイヤ専門店は、取り扱いタイヤメーカーや種類の多さ、技術力の高さや作業の丁寧さなどから人気が高く、繁忙期は特に混み合います。繁忙期にタイヤ交換を依頼すると、待ち時間がかなり長くなったり、予約が取りづらいといった点がデメリットとしてあります。しかし、このデメリットは、他の業者でも同じことが言えます。スムーズにタイヤ交換をするためにも、早めに予約をして作業を終わらせましょう。

また、タイヤサイズによっては基本工賃が少し高くなることもあります。店舗によって価格がことなるので、サイズの大きなタイヤを交換したい時は、1度スタッフに相談してみると良いでしょう。

ガソリンスタンドで交換

ガソリンスタンドでもタイヤ交換が可能な店舗があります。ガソリンスタンドは、店舗数が多く身近にある場所の1つといえます。そこで、タイヤ交換ができればとても便利ですね。

では、ガソリンスタンドでタイヤ交換を行うメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

ガソリンスタンドでタイヤ交換を行うメリットは、以下のようなものがあります。

  • 店舗数が多く利用しやすい
  • 急な依頼も対応してもらえることが多い
  • タイヤ交換のついでに給油や洗車もできる

ガソリンスタンドは、店舗数が多く身近にあるので利用しやすいというのが1番のメリットといえます。思い立った時にすぐ行けることや、忙しい方にとってはとても便利な場所です。急なパンクやタイヤ交換にも対応してくれます。
また、タイヤ交換ついでに給油と洗車もできることもメリットといえるでしょう。

デメリット

ガソリンスタンドでタイヤ交換を行うデメリットは、以下のようなものがあります。

  • 技術力に不安がある
  • スピード重視の傾向がある
  • タイヤの品揃えが少ない

ガソリンスタンドにいる整備士の数は数名程度です。そのため、アルバイトなどの作業経験が少ないスタッフがタイヤ交換を行うこともあり、ディーラーや専門店と比べると技術力に欠けるともいえます。他にも、回転率を上げて利益を上げる収益構造で、丁寧な作業よりもスピード重視の傾向があります。

また、タイヤは売れ筋のものだけが置いてある場合が多く、自分の希望するメーカーやグレードのタイヤがあることは少ないでしょう。

ガソリンスタンドのタイヤ交換は安い?メリット・デメリットを徹底比較!

自分で交換

自分でタイヤ交換する方法もあります。自分でタイヤ交換できれば、いざという時に役立つでしょう。では、自分でタイヤ交換を行うメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

自分でタイヤ交換を行うメリットは、以下のようなものがあります。

  • 工賃がかからない
  • 自分の好きなタイミングで作業ができる
  • いざと言う時の対応力が身につく

自分でタイヤ交換ができれば、作業工賃がかかりません。また、自分の好きなタイミングで作業できるのがメリットといえます。

デメリット

自分でタイヤ交換をするデメリットは、以下のようなものがあります。

  • かなりの労力が必要
  • 作業ミスによるトラブルが起こる可能性がある
  • 作業中に事故が起こる危険性がある

自分で交換する場合の一番のデメリットは、「危険が伴う」ことです。タイヤ交換を確実に行わないと、走行中に脱輪や事故が起きる恐れがあります。また、力加減を間違えて締め付けると、ボルトやナットが壊れてしまうこともあります。他にも、作業中に車が落ちたり動いたりする危険も潜んでいます。

自分でのタイヤ交換は、かなりの労力と技術が必要で危険が付きまといます。少しでも不安がある場合は、プロに頼むようにしましょう。

【専門家が解説!】自分でできるタイヤ交換方法について解説!

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タイヤ交換をお得にするためのポイント


タイヤ交換をお得にするためのポイントを3つ紹介します。ポイントを押えて、少しでもお得にスムーズにタイヤ交換をしましょう。

ポイント①事前予約

タイヤ交換を行う上でのポイント1つ目が、「事前予約」です。予約無しでも受付してもらえますが、待ち時間が長くなったり、希望のタイヤサイズの在庫が無いということがあります。また、繁忙期は予約でいっぱいで受付して貰えない可能性もあります。

希望のタイヤ確保と確実なタイヤ交換を行うためにも、早めに事前予約を行いましょう。

ポイント②他の整備と一緒にする

タイヤ交換ついでに、オイル交換やバッテリー点検など、タイヤ以外の箇所もチェックしてもらうと良いでしょう。
何度も車を持ち込む手間が省けて便利ですよ。

ポイント③タイヤ保管サービスを使う

タイヤ交換後、そのままタイヤを預かってくれるサービスを行っている店舗もあります。タイヤは、使用していなくても、保管状況に応じて劣化が進みます。適切な環境で保管するためにも、タイヤ保管サービスを利用して、タイヤを長持ちさせましょう。

交換時にはタイヤのチェックをしておこう


シーズン毎にタイヤ交換を行う前に、タイヤのチェックは必ず行いましょう。もし、タイヤに劣化や損傷などが見られた場合は、使用して大丈夫かプロに診てもらうことをおすすめします。

より詳しくタイヤの寿命について知りたい方はこちら

新車タイヤの寿命は何年?チェックする方法や寿命を延ばすための方法

タイヤの溝の減り具合

タイヤの溝は、安全に走行する上でとても重要です。タイヤメーカーのブリヂストンによると、夏タイヤは4mm以下になると制動距離が延びるというデータがあります。そのため、溝の深さが4mm以下になると寿命と言われています。
また、残り溝1.6mm以下のタイヤは、法律で使用禁止されており、車検にも通りません。1.6mmあるかないかの判断は、スリップサインという印でできます。つまり、タイヤ溝が4mm以下になったら交換を検討しましょう。

スタッドレスタイヤは、新品時から50%摩耗すると寿命と言われています。摩耗具合は、プラットフォームと呼ばれる印で判断できるので確認しましょう。性能が低下したスタッドレスタイヤでは、雪道での走行の安全性に欠けます。スタッドレスタイヤは、50%摩耗したら早めに交換しましょう。
※参考:ブリヂストン<タイヤの寿命と交換時期

プロの目で確認してもらう

タイヤ交換を依頼した時に、同時にタイヤのチェックも依頼すると良いです。プロに診てもらえば、次も使用できるか交換した方が良いか、判断してもらえます。安心にも繋がるので、相談してアドバイスをしてもらいましょう。

次のタイヤが必要なら探しておく

次のシーズンで新しいタイヤが必要な場合は、早めにタイヤを探しておきましょう。繁忙期は、タイヤの在庫が少なくなるので希望のメーカーや種類、サイズが無くなってしまう可能性があります。
余裕を持って探し、タイヤを確保しておきましょう。

スノータイヤもタイヤ流通センターにお任せください

タイヤ流通センターは、日本最大級のタイヤ専門店です。BRIDGESTONEやYOKOHAMAといった国内有名メーカーをはじめ、KENDAやHANKOOKといったコスパの良さに定評のあるアジアンタイヤまで取り揃えます。

タイヤ価格が定額制というのも、タイヤ流通センターならではの明瞭さで評判です。タイヤは3つのグレードにわけられ、同一グレード内ならどのタイヤも同料金で購入いただけます。また、Web限定の激安価格を設けているタイヤサイズもあり、タイヤ交換をわかりやすく、お得に済ませることができます。

まずはタイヤ流通センターの「簡単30秒見積もり」をお試しください。メーカーと車種、タイヤサイズを選択するだけ、連絡先の登録もなしで見積もり金額をチェックできます。

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まとめ

今回は、九州エリアのタイヤ交換時期について解説しました。九州エリアは、北部と南部で初雪時期に1ヶ月ほど差があるのでタイヤ交換時期の判断は重要です。日頃から、天気予報などをチェックし初雪の降る2週間前を目安にタイヤ交換を行いましょう。

今回紹介したタイヤ交換ができる業者のように、それぞれメリット・デメリットがあります。総合的に判断し、自分に合う場所で早めにタイヤ交換を行いましょう。また、事前予約やタイヤ保管サービスなどを上手く活用して、今年はお得でスムーズにタイヤ交換を終わらせましょう。

タイヤ選びで迷ったら、どこよりもタイヤに詳しいスタッフが常駐するタイヤ流通センターにお越しください。お車に合った、最適なタイヤをご提案します。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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