【2023-2024年度】スタッドレスタイヤへの交換が安い時期とは?費用内訳、お店選びのポイント

毎度10~11月になると、夏タイヤ・ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの交換を検討される方が多くいます。雪道や凍結路で滑らず、安全に走ることができるスタッドレスタイヤは、降雪や凍結した路面を走行するために大変便利です。

みなさんはどこでスタッドレスタイヤの交換をしていますか。中には、自分で交換作業をやられる方もいるかもしれませんが、時間と工具の準備、リスクを伴うことを忘れてはなりません。

また、車の維持は駐車場代など色々と出費がかかるため、少しでも出費を抑えたい方もいるでしょう。この記事では、スタッドレスタイヤの交換が安い時期・取付費用が安いお店選びのポイントについて解説します。

▼この記事でわかること
・結局、いつスタッドレスタイヤへ交換するのが良いか
・スタッドレスタイヤ交換の費用内訳
・どこで交換するのが良いか、メリット、デメリット
・タイヤ流通センターならお得にスタッドレスタイヤ交換ができること

スタッドレスタイヤの一番安い時期


スタッドレスタイヤが安い時期は、9~10 月といわれています。「そんなに早くから準備しなければならないの?」と疑問に方もいるかもしれません。実は、11~12月は予約が殺到し、ご希望のタイヤの在庫がなくなってしまう、予約が取りづらくなってしまう可能性があります。

そのため、なるべく安く交換したと考える方にとって、交換時期は大変重要です。

需要期前が安い!その理由とは

スタッドレスタイヤが最も安くなるのは、冬本前の9~10月です。近年、9~10月は20度以上の温かさを感じる日もあり、なかなか冬支度を考えるのは難しいかもしれません。しかし、この時期からスタッドレスタイヤへの交換を検討することで通常よりも安く交換することができます。

では、なぜピーク時前が一番安くなるでしょうか。スタッドレスタイヤの出番がやってくる、需要が急増する時期は、11〜1月と言われています。全国平均で見みても、本格的に冬が始まる少し前から初冬が交換ピース時です。

この時期になるとスタッドレスタイヤが必要な方々が殺到し、購入や取り付けで混雑します。しかし、お店にとってピークだけ忙しく、それ以外は暇になるというのは、効率が悪いと言えます。

そこで、ピーク時に発生する需要を分散させるために、ピーク時を避けた9~10月に「スタッドレスタイヤ交換早期割引」といった名目でキャンペーンを行う会社がほとんどです。こういったキャンペーンを利用することでお手頃な価格でスタッドレスタイヤを購入することができます。

需要期前に交換するデメリットも忘れずに

スタッドレスタイヤをシーズン外に交換することはメリットが多いですが、デメリットも忘れずに覚えておく必要あります。

例えば、需要期前は、在庫も少なく希望する商品やサイズを見つけにくいことが考えられます。また、製造年月日が古い商品が混ざっていることもありますので、必ず確認するようにしましょう。タイヤの製造年月は、サイドウォールに刻印されている下4桁が数字で判断できます。例えば、「1217」ならば2017年の第12週に製造されたタイヤとなります。

需要期前、9~10月にスタッドレスタイヤ交換を検討される方は上記の点を注意し、検討することをおすすめします。

スタッドレスタイヤ交換にかかる費用の内訳

スタッドレスタイヤの交換を安く済ませたい方は、費用の内訳や相場を理解する必要があります。ここでは、主な費用について説明していきます。

タイヤ本体の料金

交換を依頼する業者が販売しているタイヤの料金です。持ち込み可能であればタイヤ料金は含まれませんが、その他の費用が通常より2倍ほどになる場合もあります。ハイスペックなタイヤほど、当然ながら料金はかかります。

作業工賃(着脱・組み替え)

タイヤを車体からホイールごと外して新しいタイヤを着ける着脱、タイヤをホイールから外して新品タイヤをホイールに着ける組み替えという2種類の作業は、作業工賃として料金に含まれます。車種やタイヤの大きさによって費用は異なりますが、1,000〜3,000円ほどが相場です。

バランス調整

タイヤのゴムの硬軟に合わせて鉛をつけて調節するバランス調整の作業も、料金に含まれます。費用は500円ほどが相場です。

タイヤ交換で行うホイールバランス調整の必要性

ローテーション

タイヤの摩耗を偏った部位だけにしないように位置交換するローテーションも、費用として取られます。2,000円ほどが相場です。

タイヤローテーションは無駄ではない!タイヤの寿命を延ばすための方法とは

タイヤ廃棄費用

古いタイヤは業者が引き取ってくれますが、その場合も費用が発生します。相場は200円〜500円です。

業者別、スタッドレスタイヤ交換の特徴・料金比較


インターネットで「スタッドレスタイヤ 交換」と調べてみると、様々なお店が出てきます。そのため、実際どういった形態のお店で交換を依頼すれば良いのか分からない方も多くいらっしゃいます。

タイヤ交換は「タイヤそのものの価格」と「工賃」とで費用が決まります。それぞれをできるだけおさえられる方法を探すのが、タイヤ交換を安く済ませるコツです。それでは見ていきましょう。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでもタイヤ交換をすることができます。ガソリンスタンドは、カーショップなどよりも身近にあり、待ち時間も短いのがメリットです。一方、すべての店舗に整備士がいるわけではなく、あまり知識のないアルバイトの店員がいることもあります。

あくまでガソリンの補充がメインなので、在庫で取り扱っているタイヤは少なめ。大手メーカーのものしか取り扱っていない、メジャーなサイズ以外は在庫が少ない場合があります。
そのため、結果的に高くついてしまうかもしれません。

ガソリンスタンドのタイヤ交換は安い?メリット・デメリットを徹底比較!

カー用品店

ガソリンスタンド同様、気軽に利用しやすいのがカー用品店でしょう。様々なカー用品がある中で、スタッドレスタイヤの種類もそろっています。自社ブランドの安いタイヤから、ほかでは扱っていない商品まで、幅広く扱っている店舗も少なくありません。工賃も安いのでとにかく安く済ませたい場合から、機能にこだわりたい場合まで、幅広い要望に対応してもらえるのが魅力です。

ただし、さまざまな来店客があるため、スタッドレスタイヤ交換の予約が取りづらかったり、作業に時間がかかったりすることもあります。カー用品店でスタッドレスタイヤの交換をするならば計画的に動くことが大切です。

ディーラー

ディーラーでは、スタッドレスタイヤ交換はもちろん足回りの点検など、タイヤ以外のところまできめ細かく点検し、保証してくれる点が魅力です。また、純正タイヤがそろっていて、車種の特性やドライバーの希望に応じて最適なタイヤを提案してくれるので、安心して任せることができます。

忙しい場合は、自宅まで車を引き取りに来てもらえるなど臨機応変なサービスがあることもメリットです。

しかし、タイヤ専門店やカー用品店と比べるとタイヤの種類は少なめで、料金や工賃が高めになる傾向です。また、タイヤの持ち込みができない店舗もあるので、事前の確認が必要です。

ディーラーのタイヤ交換は高いって本当?実際の料金を比較検証!お得にするコツも

自動車整備工場

自動車整備工場でもスタッドレスタイヤ交換を受け付けています。整備のプロだけにタイヤ交換以外の整備についてもまとめて相談できます。安心して依頼できるのが魅力です。タイヤ料金も工賃も平均的な相場ですが、店舗によってサービス内容や工賃にはばらつきがあるので、必ず事前に確認してから依頼するようにしましょう。

タイヤ専門店

タイヤ専門店は純正品をはじめとして、有名な日本メーカー、海外メーカーのタイヤ、エコタイヤなど、多彩な種類を取り揃えているのが特徴です。専門店だけにタイヤ交換の技術力も高く、知識の豊富なスタッフも多いので、さまざまなタイプのタイヤから選んで自分好みにカスタマイズしたい場合には最適です。

タイヤ流通センターでは、日本が誇る有名ブランドから安心して利用できる海外メーカーのスタッドレスタイヤまで取り揃えています。「性能」「安心」はもちろん、「コスパ」を重視したタイヤ選びが可能です。

【2024年最新】失敗しないタイヤ交換業者選び7つのポイント!おすすめ5社を徹底比較!


スタッドレスタイヤ交換は信頼できるお店に依頼しよう

いかがでしたでしょうか。近年、タイヤのネット通販が増え、タイヤ交換をなるべく安く済ませたいと考える方が増えました。しかし、タイヤは車の安全を担う重要なパーツです。特に、雪道や路面凍結時の安全走行を担うスタッドレスタイヤは、命を守る重要なアイテムです。信頼できるお店にタイヤ交換を依頼することは大変重要です。

交換時期やタイミングを工夫することで通常より安く交換できます。今回の記事を参考に「性能」×「コスパ」のバランスが取れたスタッドレスタイヤ交換を検討してみてはいかがでしょうか。

タイヤ流通センターは、同じメーカーでもタイヤの種類ごとに価格が異なるという従来のわかりにくさを撤廃しました。同一メーカーなら、どのタイヤを選んでも均一価格でご提供します。

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車種とタイヤサイズを選択するだけで、その場ですぐにお見積りをお出しします。店頭にないタイヤも、専門店ならではの流通ルートでお手配します。

 

監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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