【2026年最新】「スタッドレスタイヤは5年目で交換必須」は本当?寿命を見るポイントを解説

「スタッドレスタイヤは5年で交換しなければならない」といううわさを聞いたことはありませんか?額面どおりに受け取ると、まだ使えるスタッドレスタイヤを5年で交換してしまうことにもなりかねません。反対に、摩耗が進んでいるのに「まだ5年たっていないから」と使い続けると、ツルツルのタイヤで雪道を走ることになる可能性もあります。
5年目のスタッドレスタイヤは「まだ使える」のでしょうか、それとも「交換必須」なのでしょうか。この記事では、タイヤメーカーの推奨内容をもとに、5年目のスタッドレスタイヤの見極め方を整備士監修で解説します。
▼この記事を最後まで読んでわかること
・2026年のタイヤ流通センターのスタッドレスタイヤ価格
・5年目のスタッドレスタイヤはまだ使えるのか
・「5年で交換」といわれる理由とメーカーの推奨
・スタッドレスタイヤの寿命を示す5つのサイン
・スタッドレスタイヤを長持ちさせるコツ
タイヤ流通センターならスタッドレスタイヤ4本セットが¥16,900~(税込¥18,590~)!
【2026年】タイヤ流通センターのスタッドレスタイヤ価格
5年目を迎えたスタッドレスタイヤの買い替えを検討している方に向けて、まずはタイヤ流通センターの2026年シーズンの価格をご紹介します。
タイヤ流通センターのスタッドレスタイヤは4本セット¥16,900~(税込¥18,590~)。タイヤ本体・交換工賃などがコミコミの定額プランで、ご予算に合わせてプランを選べます。ここでは、最上位の「ダイヤモンドプラン」のサイズ別価格をご紹介します。
| タイヤサイズ | 価格 | 税込価格 |
|---|---|---|
| 145/80R12 80/78 | ¥25,900~ | ¥28,490~ |
| 145/80R13 | ¥26,900~ | ¥29,590~ |
| 155/65R13 | ¥27,900~ | ¥30,690~ |
| 155/65R14 | ¥30,900~ | ¥33,990~ |
| 165/55R15 | ¥75,900~ | ¥83,490~ |
| 165/60R15 | ¥73,900~ | ¥81,290~ |
| 165/65R14 | ¥47,900~ | ¥52,690~ |
| 185/60R15 | ¥83,900~ | ¥92,290~ |
| 175/65R15 | ¥59,900~ | ¥65,890~ |
| 185/65R15 | ¥67,900~ | ¥74,690~ |
| 195/65R15 | ¥73,900~ | ¥81,290~ |
| 205/55R16 | ¥119,900~ | ¥131,890~ |
| 205/60R16 | ¥97,900~ | ¥107,690~ |
| 215/60R16 | ¥109,900~ | ¥120,890~ |
| 205/65R16 | ¥90,900~ | ¥99,990~ |
| 215/65R16 | ¥103,900~ | ¥114,290~ |
| 215/55R17 | ¥149,900~ | ¥164,890~ |
| 215/60R17 | ¥109,900~ | ¥120,890~ |
| 225/65R17 | ¥91,900~ | ¥101,090~ |
| 195/80R15 107/105 | ¥83,900~ | ¥92,290~ |
※ ダイヤモンドプランの2026年シーズン価格(4本セット)です。最新の価格・在庫は簡易見積もりまたは各店舗にお問い合わせください。
お車に合うサイズの価格は、簡易見積もりですぐに確認できます。
結論:5年目のスタッドレスタイヤは「状態次第」でまだ使えることもある

結論からお伝えすると、5年目のスタッドレスタイヤに交換が必要かどうかは、タイヤの状態によります。5年目でも「もう1シーズンは使える」ものもあれば、5年を待たずに交換が必要になるタイヤもあるのが、整備の現場でよく見られる光景です。普段の走り方や走行距離、保管方法などによって、交換のタイミングは大きく変わります。
ただし、タイヤメーカーは使用開始から5年たったタイヤは、一度タイヤ販売店などで点検を受けることをすすめています。5年目は「交換の時期」ではなく「プロに点検してもらう時期」と考えましょう。
5年目のスタッドレスタイヤのセルフチェック表
点検に出す前に、次の項目をご自身で確認してみてください。次のような状態がひとつでも当てはまる場合は、早めにタイヤ専門店へご相談ください。
| チェック項目 | 交換を考えるべき状態 |
|---|---|
| 溝 | プラットホームが露出している(新品から50%摩耗) |
| ゴムの柔らかさ | 硬くて曲がらない・硬度計で硬化を指摘された |
| ひび割れ・傷 | 深いひび割れや傷、側面のコブ(ピンチカット)がある |
| 摩耗のしかた | 一部だけ極端にすり減っている(偏摩耗) |
| 年数 | 使用開始から5年以上(点検推奨)・製造から10年以上(交換推奨) |
※ 参考:ブリヂストン「スタッドレスタイヤの寿命は何年?」、ヨコハマタイヤ「よくあるご質問」
「スタッドレスタイヤは5年で交換」といわれる理由

「スタッドレスタイヤは5年で交換」といわれる背景には、大きく2つの理由があります。
メーカーが「使用開始から5年」での点検をすすめているため
「5年で交換」といわれるのは、タイヤメーカーが5年での“点検”をすすめていることが由来と考えられます。話に尾ひれがつき、「5年で点検」が「5年で交換」になったものと思われます。
タイヤメーカーがすすめている点検・交換のタイミングは、次のとおりです。
| タイミング | 推奨内容 |
|---|---|
| 使用開始から5年 | 継続して使えるか、タイヤ販売店などで点検を受ける |
| 製造から10年 | 溝が残っていても新しいタイヤに交換する |
※ 参考:ヨコハマタイヤ「よくあるご質問」、ブリヂストン「スタッドレスタイヤの寿命は何年?」。なお、ブリヂストン「タイヤの寿命と交換時期」のページでは「製造から5年を過ぎたタイヤは一度点検を」としています。
なお、10年はあくまで目安で、使用環境や保管状態によっては10年未満でも交換が必要になる場合があります。上記は、次章で解説する「寿命のサイン」が出ていない場合のタイミングです。寿命のサインが見られたら、年数に関係なく早めの交換が必要です。
ゴムが硬くなると氷上性能が落ちるため
タイヤの主な素材はゴムです。ゴムは紫外線やオゾン、時間の経過によって少しずつ硬くなり、本来の性能を発揮できなくなります。特にスタッドレスタイヤは、柔らかいゴムが凍った路面に密着することで止まる・曲がる力を生み出しているため、ゴムの硬化は性能低下に直結します。溝が残っていても、数年たつと「去年より滑る」と感じることがあるのはこのためです。
スタッドレスタイヤの寿命を示す5つのサイン

次の5つのサインが見られたら、使用年数に関係なく交換を検討しましょう。どれもご自身で確認できるので、シーズン前に必ずチェックしてください。
1. プラットホームの露出
タイヤが地面と接する面(トレッド)には、細かな溝が刻まれています。この溝の一部に、プラットホームと呼ばれる寿命を示すサインがあります。
タイヤの側面(サイドウォール)にある矢印(↑)マークを探してください。矢印の先をトレッド面にたどると、溝の間に少し盛り上がった部分があります。これがプラットホームです。
プラットホームが露出した状態は「新品から50%摩耗した」状態で、スタッドレスタイヤとしての寿命です。100円玉を溝に差し込んで確かめる簡易的な方法もあり、残り溝が約5mmになったら交換時期の目安とされています。
| 〈豆知識〉プラットホームと似ている「スリップサイン」
サイドウォールには三角(▲)の刻印もあります。三角の先をトレッド面にたどると見つかる突起が、スリップサインです。 スリップサインは残り溝が1.6mmになったことを示すもので、スリップサインが出たタイヤで公道を走ることはできません。これはスタッドレスタイヤも同じです。 プラットホームが出たスタッドレスタイヤは、冬用タイヤとしては使えません。スリップサインが出るまで夏に履きつぶす方もいますが、スタッドレスタイヤは夏の路面ではすり減りやすく、ブレーキ性能も夏タイヤに劣るため、おすすめはできません。 |
2. ゴムの硬化
ゴムが硬くなったスタッドレスタイヤはグリップ力が落ち、雪道や凍結路で性能を十分に発揮できません。
硬さを確かめる方法は2つあります。1つ目は、指で押して確かめる方法です。トレッドのブロックを指で強く押し、「グニュ」としなやかに曲がるならまだ柔らかさを保っています。ほとんど曲がらない場合は、整備士の点検を受けましょう。
2つ目は、タイヤ用の硬度計を使う方法です。硬度計はタイヤ専門店や整備工場にあるほか、市販もされています。正確に判断したい場合は、タイヤ専門店で測ってもらうのが確実です。
3. ひび割れ・傷
ゴムの劣化が進むと、タイヤの表面にひび割れが入ります。また、縁石などでついた傷もタイヤの寿命を縮めます。ひび割れや傷がタイヤ内部のコード(骨格)に達している場合は、すぐに交換が必要です。
ひび割れや傷の深さを一般の方が判断するのは難しいため、見つけたら早めにタイヤ専門店や整備工場で点検を受けましょう。
4. 偏摩耗
タイヤの一部だけが極端にすり減っている状態を、偏摩耗といいます。偏摩耗が起こると路面に接する面積が減り、本来の性能を発揮できません。空気圧の不足やタイヤの装着位置が原因になることが多いため、見つけたら点検を受けましょう。
5. ピンチカット(側面のコブ)
タイヤの側面の一部がコブのように膨らんでいる状態を、ピンチカットといいます。段差などの強い衝撃でタイヤ内部のコードが切れて起こるもので、修理はできず、交換が必須です。そのまま走るとバースト(破裂)のおそれがあります。
走行距離で見るスタッドレスタイヤの寿命

年数だけでなく、走行距離からも寿命の目安を考えてみましょう。一般的に、スタッドレスタイヤは「3,000kmの走行で約1mm摩耗する」といわれます。新品の溝の深さを約10mmとすると、50%摩耗するまでにすり減るのは約5mm。走行距離にすると約15,000kmが目安です。
12月~2月の3か月間スタッドレスタイヤを履く場合の、寿命の目安を試算しました(月1,000km走る場合、1シーズンの走行距離は約3,000kmです)。
| 月間走行距離 | 1シーズンの摩耗量 | 寿命の目安 |
|---|---|---|
| 約1,000km | 約1mm | 約5シーズン |
| 約2,000km | 約2mm | 約2~3シーズン |
| 約3,000km | 約3mm | 2シーズン持たない |
※ 摩耗の速さや新品時の溝の深さは、タイヤのサイズ・銘柄、走り方、路面状況などによって異なります。あくまで目安としてお考えください。
月に1,000kmほど走る方なら、うわさどおり5シーズン前後が寿命の目安になります。一方、長距離を走る方は2シーズンもたないこともあります。スタッドレスタイヤは「何年使ったか」だけでなく、「どれくらいすり減ったか」で交換を判断することが大切です。
寿命を過ぎたスタッドレスタイヤを使い続けるリスク
「あと1シーズンくらいなら大丈夫」と寿命を過ぎたスタッドレスタイヤを使い続けると、次のようなリスクがあります。
ブレーキが効きにくくなる
溝が浅くなったりゴムが硬くなったりすると、雪道や凍結路でタイヤが路面をつかめず、止まるまでの距離が長くなります。スタッドレスタイヤが本来の性能を発揮できない状態は、ノーマルタイヤで雪道を走るのと変わらない危険があります。
雨の日に滑りやすくなる(ハイドロプレーニング現象)
溝がすり減ると、タイヤと路面の間の水をうまく排出できず、タイヤが水の上に浮いたような状態(ハイドロプレーニング現象)になりやすくなります。冬でも雨の日や雪解けの路面では注意が必要です。
バースト(破裂)のおそれがある
深いひび割れやピンチカットがあるタイヤは、走行中にバーストするおそれがあります。高速道路でのバーストは、重大な事故につながりかねません。
スタッドレスタイヤを長持ちさせるコツ
スタッドレスタイヤを5年目以降も安心して使うためには、日頃の扱い方も大切です。
空気圧を月に1回はチェックする
空気圧が不足すると偏摩耗が起こりやすくなります。少なくとも月に1回は、空気圧を確認しましょう。
5,000kmごとに装着位置を入れ替える(ローテーション)
タイヤは装着位置によってすり減り方が異なります。走行5,000kmを目安に前後の位置を入れ替えると、4本を均等にすり減らすことができます。
雪のない季節は夏タイヤに履き替える
スタッドレスタイヤは柔らかいゴムでできているため、気温の高い時期に履くとすり減りが早くなります。シーズンが終わったら、夏タイヤに履き替えましょう。
直射日光・雨を避けて保管する
オフシーズンの保管方法は、ゴムの硬化に大きく影響します。直射日光や雨、熱源を避け、風通しの良い場所で保管しましょう。保管場所がない場合は、タイヤ預かりサービスを利用するのもおすすめです。
急ブレーキ・急ハンドルを避ける
急発進・急ブレーキ・急ハンドルや、止まったままハンドルを回す「据え切り」は、タイヤをすり減らす原因になります。タイヤにやさしい運転を心がけましょう。
スタッドレスタイヤの製造時期を知る方法

スタッドレスタイヤには、必ず製造された時期が刻印されています。タイヤの側面(サイドウォール)を見て、英数字が並んだ部分の最後にある「数字4桁」を探してください。
この4桁のうち、前半の2桁が製造された週、後半の2桁が製造年を表します。たとえば「1226」という刻印なら、2026年の第12週(3月ごろ)に製造されたタイヤです。
あまり走らない方の場合、プラットホームが出る前に年数のほうが先にたってしまうこともあります。溝のチェックとあわせて製造時期も確認し、製造から10年が近いタイヤは交換を検討しましょう。
5年目のスタッドレスタイヤに関するよくある質問
Q. スタッドレスタイヤは5年目でも大丈夫ですか?
A. プラットホームが露出しておらず、ゴムの硬化やひび割れがなければ、使える場合もあります。ただし、メーカーは使用開始から5年たったタイヤの点検をすすめています。5年目のシーズン前には、タイヤ専門店で点検を受けると安心です。
Q. 製造から5年たった「未使用」のスタッドレスタイヤは使えますか?
A. 未使用でも、ゴムは時間とともに劣化します。保管状態が良ければ使えることもありますが、製造から年数がたったタイヤは、装着前にタイヤ専門店で状態を確認してもらいましょう。新品を購入する際は、製造時期もあわせて確認しておくと安心です。
Q. スタッドレスタイヤを7年・10年使うことはできますか?
A. あまりおすすめできません。走行距離が少なく溝が残っていても、ゴムの硬化によって雪道や凍結路での性能は落ちていきます。メーカーは、製造から10年たったタイヤは溝が残っていても交換するようすすめています。
Q. 5年落ちのスタッドレスタイヤは売れますか?
A. 買取店によっては買い取ってもらえる場合もありますが、製造から年数がたったタイヤは買取価格が下がりやすく、状態によっては買取できないこともあります。売却を考えている場合は、早めに複数の店舗で査定を受けてみましょう。
Q. 寿命のスタッドレスタイヤを夏に履きつぶしてもいいですか?
A. スリップサインが出るまでは法律上は走行できますが、おすすめはできません。スタッドレスタイヤは夏の路面ですり減りやすく、雨の日のブレーキ性能も夏タイヤに劣ります。
スタッドレスタイヤのご相談ならタイヤ流通センターへ

「スタッドレスタイヤがそろそろ寿命かも」「新しいスタッドレスタイヤを安く買いたい」など、スタッドレスタイヤのことでお困りなら、タイヤ流通センターにご相談ください。タイヤ流通センターは日本最大級のタイヤ専門店です。専門店ならではのタイヤラインナップと豊富な知識で、どのようなご相談にも対応します。
分かりにくい「タイヤごとの価格設定」ではなく、同じグレード・同じサイズのタイヤは均一価格の定額プランで、お得なタイヤ購入をサポートします。
タイヤ流通センターならスタッドレスタイヤ4本セットが¥16,900~(税込¥18,590~)!
まとめ
「スタッドレスタイヤは5年目に交換」といううわさは、半分正しく、半分は誤解です。メーカーがすすめているのは「使用開始から5年での点検」と「製造から10年での交換」。実際の寿命は、プラットホームの露出やゴムの硬化、ひび割れなどタイヤの状態で判断します。
5年目を迎えたスタッドレスタイヤは、シーズン前にセルフチェックを行い、少しでも不安があればタイヤ専門店や整備工場で点検を受けましょう。
タイヤに関するご相談は、タイヤ流通センターにお寄せください。全国の店舗でタイヤのプロが対応します。タイヤ交換の見積もりは、Webから約30秒で完了。車種とタイヤサイズを選ぶだけで、その場ですぐに料金がわかります。
タイヤ流通センターならスタッドレスタイヤ4本セットが¥16,900~(税込¥18,590~)!
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。
