タイヤ交換が面倒!手軽にタイヤ交換できる方法を徹底解説!

タイヤが交換時期になると、交換しなければならないと分かっていても、「タイヤ交換は面倒」と思い後回しにする方もいらっしゃいます。また、初心者や車にあまり乗らない方であれば、タイヤ交換の必要性やどこで交換ができるのか分からず、放置している方もいらっしゃるでしょう。

タイヤ交換を怠ると、重大な事故に繋がったり法律違反になってしまう可能性があります。
そこで今回は、タイヤ交換の必要性や交換のタイミング、面倒な方へのタイヤ交換を楽にするコツを解説します。面倒なタイヤ交換の必要性を理解し、少しでも楽をしてお得にタイヤ交換を行いましょう。

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タイヤ交換が面倒!そもそも必要なの?


「タイヤ交換は面倒!」「タイヤ交換って必要なの?」と思われる方も多くいらっしゃいます。しかし、タイヤ交換を怠ると、重大事故や予期せぬトラブルに繋がる可能性があります。タイヤ交換には、明確な必要性と理由があるのです。

ここでは、タイヤ交換が必要な理由について解説していきます。タイヤ交換は面倒ですが、必要性を理解してタイヤ交換を行うようにしましょう。

タイヤは劣化・摩耗する

タイヤはゴムでできているため、気温や紫外線など外的要因が原因で固くなったり、ひび割れを起こしてしまいます。また、道路との摩擦によりタイヤが削れてしまうため、タイヤの溝が徐々に少なくなります。摩耗したタイヤは、雨天時の水を掻き出す能力が低下、硬くなったタイヤはグリップ力が低下します。

そのままの状態で使用を続けると、雨の日にスリップしたり、ブレーキ時の制動距離が延びたりと様々な事故やトラブルが発生する危険性があります。

事故やトラブルの発生を未然に防ぐためにも、タイヤ交換はとても重要になってきます。

快適性や燃費が低下する

新しいタイヤは、ゴムが柔らかいため走行中に発生する振動や揺れ、衝撃を吸収してくれます。つまり、タイヤのゴムが柔らかい間は、乗り心地が良く快適になります。タイヤのゴムが硬くなると、振動や揺れ、衝撃の吸収力が低下し乗り心地が悪くなってしまうのです。
また、タイヤが劣化することにより走行に様々なロスが発生し燃費が低下します。

劣化したタイヤは早めに交換するのが良いといえます。

法律違反を問われる

「タイヤの溝は1.6mm以上の深さを有すること」と道路運送車両法で明記されています。つまり、タイヤの溝が1.6mm未満で走行していることが発覚した場合、道路交通法違反となり罰則の対象となります。

また、同時に保安基準も満たしていないため、車検不適合の車両ということになります。タイヤ溝で違反が発覚した場合、違反点数と反則金が科せられます。

季節の路面状況に合わせないと危険

積雪のある地域では、サマータイヤとスタッドレスタイヤを路面状況や積雪に応じ、履き替えを行わなければ危険が生じてしまいます。

サマータイヤのまま冬を迎えると、積雪があった場合にスリップをしてしまい、事故に繋がる可能性があります。また、スタッドレスタイヤのまま夏を迎えると、タイヤが摩耗してしまい次の冬を迎えた時にスタッドレスタイヤの性能が発揮されなくなる可能性があります。

積雪のある地域の方は、1年間で2回適切な時期に必ずタイヤ交換を行いましょう。

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タイヤ交換のタイミングとは?


前項でタイヤ交換の必要性を解説しました。しかし、必要性が理解できても「タイヤ交換のタイミングはいつ?」と思われるかもしれません。

そこで、タイヤ交換のベストタイミングを4つ紹介します。面倒なタイヤ交換のタイミングを知り、お得に交換しましょう。

タイヤの溝が4mmほどになったとき

一般的に新品タイヤの溝は、約8mmあります。タイヤ製造メーカーは、残りのタイヤ溝が4mmになったら交換を推奨しています。タイヤメーカーのブリジストンによると、残り溝が4mmを下回ると次のような性能が低下します。

・タイヤと路面の間から水を除去する
・タイヤの駆動力、制動力の確保
・車の操縦安定性、タイヤの放熱性の向上

上記の性能が低下すると、雨の日の高速走行時に排水性能が低下し、タイヤが路面を滑りブレーキやハンドル操作が効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が発生しやすくなり危険です。

また、タイヤ溝は1.6mm未満になると、車検不適合となるだけでなく法律違反となります。タイヤの溝1.6mmのところには「スリップサイン」と呼ばれるマークがあります。スリップサインは最低ラインなので、そのマークが出る前にタイヤ交換が必要です。

タイヤの性能を維持し、安全に使用できる4mmを目安にタイヤ交換を検討しましょう。

タイヤに傷やひび割れがあるとき

タイヤの残り溝がまだ残っていたとしても、タイヤに傷やひび割れを発見した時は交換が必要です。

特に、タイヤのサイドウォール(銘柄やタイヤサイズが表記されている面)に傷やひび割れを発見した時は要注意です!
サイドウォールの傷やひび割れは、タイヤの中でもパンクや破裂(バースト)に繋がる可能性が高く危険だからです。

タイヤに傷やひび割れがある場合は、タイヤの溝が残っていたり、年数が新しくても安全のために交換した方が良いといえます。

製造から5年経過したとき

タイヤはゴム製なので、使用していなくても時間が経つと劣化していきます。ゴムは劣化をすると、弾力性を失い硬くなってしまいます。
その状態では、タイヤのグリップ力が低下しブレーキやハンドル操作に影響がでてきます。

残り溝があったとしても、年数の経ったタイヤは交換が必要です。一般的に5年経過したタイヤは、劣化が進んでいるため交換をおすすめします。もし、交換が必要か判断ができない場合は、タイヤ専門店や整備工場などでプロに点検をしてもらいましょう。

タイヤにも寿命がある?適したタイヤ交換時期とは?!

積雪シーズンの前後

積雪がある地域では、初雪が降る前と雪が振らなくなってからのタイミングでタイヤ交換を行う必要があります。

例として東京都の場合を見てみましょう。
気象庁の発表によると、東京都の初雪は1月3日、雪の終わりは3月9日というデータになっています。つまり、東京都の方は、12月中にサマータイヤからスタッドレスタイヤへ、3月中旬以降にスタッドレスタイヤからサマータイヤへの交換がベストタイミングといえます。

・参考:気象庁〈雪の初終日の平均値|東京都

スタッドレスタイヤへの履き替えは、タイミングを見誤ると走行中にスリップしたり事故に繋がる可能性があるため、早めの交換を心がけましょう。

【2023-2024年度】スタッドレスタイヤへの交換が安い時期とは?費用内訳、お店選びのポイント

少しでもタイヤ交換の手間を省くためにできること


面倒なタイヤ交換の手間を、少しでも省くことができないかと思う方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、少しでもタイヤ交換の手間を省くためにできることを7つ紹介します。
なるべく手間を省き、楽にタイヤ交換を行いましょう。

ディーラーに取りに来てもらう

ディーラーによっては、タイヤ交換を事前に予約すると、予約日に自宅まで引き取りに来てくれて、作業完了後に自宅まで車を届けてくれるサービスを行っているところもあります。

ディーラーはそのメーカーのプロフェッショナルなので、自分の車に合うタイヤを紹介してくれます。また、技術力も高く質もよいので安心してお任せできます。タイヤ交換の持ち込みが面倒という方に向いています。

近隣のガソリンスタンドでタイヤ交換する

近所のガソリンスタンドでタイヤ交換ができれば、少し手間を省くことができます。ガソリンスタンドでのタイヤ交換は、「近い」「早い」「安い」の3拍子が揃っています。身近な店舗でタイヤ交換ができ、作業スピードが早く、価格も安いという点はメリットといえます。

しかし、ガソリンスタンドでは、アルバイトの方や経験の少ない整備士の方が作業することがあるため、質の高い作業や丁寧さを求める方には向いていません。また、ガソリンスタンドに持ち込むのが面倒くさいと思われる方にも向いていません。

ガソリンスタンドのタイヤ交換は安い?メリット・デメリットを徹底比較!

自分で交換する

自分でタイヤ交換ができると、店舗への往復時間やタイヤ交換を待つ時間などがかからないため、早く作業が終わる可能性があります。また、交換工賃もかからないので、金額も抑えることができます。

タイヤ交換費用は、1本2,000円~4,000円ほどかかりますが、自分で2回タイヤ交換をするとタイヤ交換で必要な工具の元は取り返すことができます。タイヤ交換ができる環境にある方は、試してみる価値ありです。

ただし、自分でタイヤ交換を行う場合は十分な注意が必要です。作業中に車が落下したり、ホイールナットの締め忘れによる走行中の脱輪といった重大事故に繋がる可能性があります。作業の際は、しっかりと注意し、一つ一つ確認を行うようにしましょう。

【専門家が解説!】自分でできるタイヤ交換方法について解説!

タイヤ交換は自分でできる?必要な工具やリスクについて徹底解説

タイヤ専門店でタイヤ交換する

タイヤ専門店でのタイヤ交換は、技術力が高く知識も豊富なため安心してお任せすることができます。しかし、店舗でタイヤを購入する場合は金額が高くなってしまうことがあります。なるべく安く済ませたい方は、タイヤ専門店のセールなどを狙って安くなったタイヤを購入しましょう。

タイヤ専門店では、タイヤ流通センターがおすすめです。数多くのメーカーのタイヤを取り扱っており、その中から自分に合う最適なタイヤを見つけることができます。また、タイヤ流通センターでは3つの革新的なプランが用意されており、車についてあまり分からないという方でも安心してタイヤを選択できます。
タイヤの見積もりは、ホームページから簡単にできます。ぜひ1度、見積もりをしてみてください。

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整備工場でタイヤ交換する

近隣に整備工場があれば、そこで予約をしてタイヤ交換をしてもらえます。タイヤの持ち込み交換もしてもらえるところも多く、タイヤを安く購入し持ち込むと費用を抑えてタイヤ交換ができます。また、ネットショップでタイヤを購入すると、提携の整備工場からタイヤ交換をしてもらえる場所を選べる場合もあります。

作業工賃もディーラーより安く、作業経験も豊富なため整備工場はオススメです。
ただし、車を整備工場まで持ち込むのが、面倒くさいと思われる方には向いていません。

車検や点検の時にタイヤ交換も依頼する

車検や点検の時にタイヤ交換も同時に依頼すると、持ち込む手間を省くことができます。車検や点検と同時に依頼すると、その時の支払い金額は高額になってしまいます。しかし、自宅まで引き取りにきてもらえ、作業後に納車までしてもらえる場合も多く、持ち込む手間がかかりません。

店舗に持ち込むのが面倒くさいと思われる方には、車検や点検と同時に依頼するのが向いています。

オールシーズン用タイヤを履く

オールシーズンタイヤとは、夏用と冬用のタイヤ性能を両立させた全天候型のタイヤのことです。晴れの日の乾いた路面、雨の日の濡れた路面、冬の日の少し雪が積もった路面でも安心して運転できます。1つのタイヤで1年中使用できるため、年2回のタイヤ交換の手間を省くことができます。

何度もタイヤ交換をするのが面倒くさいと思われる方には、向いているタイヤです。

オールシーズンタイヤとは?雪道の走行性やコスパなど徹底調査!

まとめ

今回は、面倒なタイヤ交換の必要性やタイミング、手間を省くためにできることについて解説しました。タイヤは消耗品なので、時期がきたら面倒であっても交換しなければなりません。交換を怠ると法律違反や重大事故に繋がる恐れがあります。また、季節や路面状況に応じたタイヤに履き替えることも安全のために大切です。

車を持ち込む手間を省きたい方は、引き取りから納車までしてくれる業者に依頼するのがベストです。他にも、タイヤ交換の手間を少しでも省く方法はあります。自分に合う方法で少しでも手間を省き、面倒なタイヤ交換を楽して済ませましょう。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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