トヨタ系ディーラーのタイヤ交換は高いのか？料金一覧と付帯サービス、注意点を解説

トヨタのディーラーの種類

はじめに、トヨタ系列のディーラーにはどのような店舗があるのか、名称と違いを解説します。

トヨタ系ディーラーの種類

トヨタのディーラーは、6種類あります。

• トヨタ
• トヨペット
• トヨタカローラ
• ネッツトヨタ
• トヨタモビリティ
• レクサス

トヨタモビリティは、2019～2020年ごろに登場した新しい販売店です。トヨタモビリティの誕生以前は、販売店ブランドごと異なる車種を取り扱っていました。

この販売店ごとの取り扱い車種区分を超えて、すべての車種を取り扱うようにしたのが、トヨタモビリティです。

現在はさらに進化し、どの販売店でもすべての車種を取り扱うようになりました。ただし、レクサスは、レクサスのみを取り扱います。

また、他のディーラーとは一線を画す存在のため、本記事では言及しません。

「トヨタ系ディーラー」はトヨタの直営ではない

新車ディーラーは、自動車メーカーから新車を仕入れ、販売します。販売を担うディーラーは、基本的に自動車メーカーの直営ではありません。ディーラーの運営者は、地場企業です。地場企業は自動車メーカーと一定のエリアにおける新車販売について専属契約を結び、事業を行っています。

そのため、提供されるサービスや価格は、運営事業者ごとに異なります。以下は、とくに違いが見えやすい7つのポイントです。

• 値引き金額
• 自動車ローンの金利
• メーカー保証後の保証内容
• 車検や修理などの費用
• 成約特典、キャンペーン内容
• アフターサービスの質
• 中古車の店頭在庫

タイヤ交換ひとつとっても、お近くにあるトヨペットとネッツで工賃が変わるかもしれません。それは、運営事業者が異なることに起因します。

以下では、ディーラーごとのタイヤ交換料金やサービス内容、予約方法などを解説します。

ただ、料金は紹介した運営事業者のものとして、参考にとどめてください。交換を依頼する場合の正確な料金は、依頼予定のディーラーにお問い合わせください。

トヨタでのタイヤ交換料金、サービス内容、予約方法

まずは、トヨタ店のタイヤ交換工賃を見ていきましょう。

トヨタのタイヤ交換料金

トヨタのお膝元でもある、愛知トヨタのタイヤ交換工賃は、以下のとおりです。

※ホイールがついたタイヤの交換

タイヤ交換付帯サービス

愛知トヨタでは、シーズンオフとなったタイヤの預かりサービスを実施しています。料金は、以下の通りです。

タイヤ交換の予約方法

愛知トヨタでは、タイヤ交換等の予約は電話で受け付けています。営業時間は10時～18時、もしくは19時。月曜が定休日となります。

トヨペットでのタイヤ交換料金、サービス内容、予約方法

続いて、トヨペットでのタイヤ交換工賃を解説します。仙台トヨペットの料金やサービス、予約方法を見ていきましょう。

トヨペットのタイヤ交換料金

仙台トヨペットのタイヤ交換工賃は、以下のとおりです。

※ ホイール付きタイヤの交換

タイヤ交換付帯サービス

仙台トヨペットでは、シーズンオフタイヤの預かりサービスを実施しています。料金は、以下の通りです。預かり期間は最大1年で、更新の際は別途手続きが必要です。

タイヤ交換の予約方法

仙台トヨペットでのタイヤ交換は、店舗での電話受付のほか、Web予約も可能です。Webのお問い合わせフォームから必要事項を入力して送信し、店舗からの連絡をもって確定となります。

トヨタカローラでのタイヤ交換料金、サービス内容、予約方法

続いて、トヨタカローラでのタイヤ交換工賃を見ていきましょう。山梨県に店舗を展開する、トヨタカローラ山梨の料金やサービス、予約方法を紹介します。

トヨタカローラのタイヤ交換料金

トヨタカローラ山梨のタイヤ交換工賃は、以下のとおりです。

※ホイールがついたタイヤの交換

タイヤ交換付帯サービス

トヨタカローラ山梨での、タイヤ交換に付帯するサービスは確認できませんでした。詳しくは店舗までお問い合わせください。

タイヤ交換の予約方法

トヨタカローラ山梨では、店舗での電話受付のほか、LINEを使った入庫予約も導入しています。LINEで友だち登録の後、メンテナンスの予約ができるようになります。

ネッツトヨタでのタイヤ交換料金、サービス内容、予約方法

次は、ネッツトヨタでのタイヤ交換料金を見てみましょう。車社会で、タイヤ交換ニーズも高いネッツトヨタ群馬の料金やサービスを紹介します。

ネッツトヨタのタイヤ交換料金

ネッツトヨタ群馬でのタイヤ交換工賃は、以下のとおりです。

ハイエースやグランエース、ランドクルーザーなどは、大型車両扱いとなります。

タイヤ交換付帯サービス

ネッツトヨタ群馬では、シーズンオフのタイヤを預かるサービスを行っています。預かり期間は最長1年で、更新したい場合はあらためて手続きが必要です。

タイヤ預かりサービスの料金は、以下の通りです。

預かりサービスには、タイヤの基本的なメンテナンスもセットになっています。保管される前に、目視での傷や異物のチェック、残溝チェック、バランス調整が行われます。

タイヤ交換の予約方法

ネッツトヨタのタイヤ交換は、基本的に店舗での電話受け付けとなります。サービスの受付時間は10時～18時、月曜と火曜が定休日です。

トヨタモビリティでのタイヤ交換料金、サービス内容、予約方法

最後は、トヨタモビリティのタイヤ交換工賃です。トヨタモビリティ東京のタイヤ交換工賃や付帯サービス、予約方法を解説します。

トヨタモビリティのタイヤ交換料金

トヨタモビリティ東京のタイヤ交換工賃は、以下のとおりです。

※ホイールがついたタイヤの交換
※バランス調整料別途

タイヤ交換付帯サービス

トヨタモビリティ東京では、タイヤを4本～6本まで預かるサービスを実施しています。料金は、以下のとおりです。

タイヤ交換の予約方法

トヨタモビリティ東京の予約は、店舗での電話受け付けのほか、Webからも可能です。Webにある問い合わせフォームに必要事項を入力して送信し、店舗からの返信をもって確定となります。

トヨタディーラーでのタイヤ交換は「高い」のか

トヨタ系列のディーラーでタイヤを交換した際の料金を見てきました。相場は、普通サイズの乗用車で1本1,100円～1,500円程度。大型の車種で1本1,700円～2,000円程度です。

この料金は、決して高くはありません。実際、街のカー用品店でのタイヤ交換も、タイヤ交換は1本1,100円～となっています（イエローハット／オートバックスの場合）。

では、なぜ世間には「ディーラーでのタイヤ交換は高い」とのイメージがあるのでしょうか。次章で、考えられる理由を解説します。

ディーラーでのタイヤ交換が「高い」と言われる理由

ディーラーのタイヤ交換が「高い」といううわさには、2つの理由があると考えられます。

サービスの充実度と料金の関係

ディーラーは、行き届いたサービスもセールスポイントの1つです。先に紹介したタイヤの預かりサービスのほか、メンテナンスの時期をお知らせしてくれたり、中には自宅まで車を取りに来てくれたりするディーラーもあります。

待ち時間も、ゆったりとした空間でのんびり待機でき、ドリンクサービスがあるケースも見られます。

一方、サービスを受けるためには、対価が必要となるのが社会通念です。高品質なサービスを受けられるディーラーは、きっと料金も「それなりにかかるに違いない」というイメージが先行し、ディーラーでのタイヤ交換は高いというイメージにつながった可能性があります。

タイヤのラインナップと料金の関係

ディーラーが販売する主力商品は新車であって、タイヤではありません。自社で取り扱う車種が標準装備するタイヤ以外のラインナップをそろえる必要性は少なく、結果的にタイヤの在庫も限定的です。

また、タイヤが主力商品ではないために、取扱量も限定的。大量仕入れによるコストカットもしにくく、タイヤ専門店やカー用品店と比べると、タイヤ価格が割高になることが多いようです。

タイヤ交換の工賃は高くなくとも、タイヤを購入して交換するときに、他のショップより「高い」見積もりが提示されるのは、想像に難くありません。タイヤ価格の高さによって、ディーラーのタイヤ交換は高いというイメージが広がった可能性も考えられます。

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まずは車種とタイヤサイズを選び、金額を見てみてください。

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まとめ

トヨタ系のディ－ラーは、かつては取り扱い車種ごとに店舗名が区別されていました。現在はどの店舗も（レクサス以外の）すべての車種を取り扱っており、メンテナンスも受け付けています。

タイヤ交換の工賃は、店舗によって異なります。相場は、普通サイズの乗用車で1本1,100円～1,500円程度です。

ただし、ディーラーでタイヤを購入しての交換は、割高になる可能性があります。お得に、コスパ良くタイヤを買いたい方は、ぜひタイヤ流通センターもチェックしてみてください。

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