軽自動車のスタッドレスタイヤの相場とは?選ぶ際のポイントや安く買う方法

冬になると、スタッドレスタイヤの購入を検討する方も増えてきます。軽自動車を所有している方で、スタッドレスタイヤの価格が気になる方は多いのではないでしょうか。スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤより価格が高めなので、少しでも安く購入したいと考える方は多いでしょう。

そこで今回は、軽自動車のスタッドレスタイヤの相場価格やスタッドレスタイヤを安く購入する方法、タイヤを選ぶ時のポイントなどについて解説します。タイヤ選びや購入のポイントを抑えて、今年は少しでもお得にスタッドレスタイヤを購入しましょう。

▼この記事でわかること
・軽自動車のスタッドレスタイヤ交換の相場
・スタッドレスタイヤを安く交換する方法
・タイヤ流通センターならお得にスタッドレスタイヤ交換ができること

軽自動車のスタッドレスタイヤへの交換は2種類


スタッドレスタイヤへの交換は、2種類あります。「タイヤだけの交換」と「ホイール付きの交換」です。それぞれ意味合いが異なり、メリット・デメリットがあるので解説します。

タイヤだけの交換

タイヤだけの交換はその名の通り、ホイールはそのままでタイヤだけをノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへ交換する方法です。基本的に同じサイズのタイヤで交換を行います。

タイヤだけの交換のメリットは、以下の通りです。

  • ホイールは交換しないので価格が安く済む
  • 同じサイズのタイヤを選べば良いので選ぶのが簡単

タイヤだけの交換のデメリットは、以下の通りです。

  • タイヤを何度も脱着するとリムが痛み、エア漏れする可能性がある
  • ホイールのリムに傷が多いと、交換できない場合がある
  • 年数が経過すると、交換時にひび割れが発生する可能性がある

ホイール付きの交換

ホイール付きの交換は、ホイールとスタッドレスタイヤをセットで購入し、組み付けた状態で交換する方法です。ホイールごと交換するので、サイズ変更も可能でカスタム性があります。

ホイール付きの交換のメリットは、以下の通りです。

  • ホイールごと交換するので、タイヤのサイズ変更ができる
  • 自分の好きなデザインのホイールに交換でき、カスタム性がある
  • 年数が経過すると、交換時にひび割れが発生する可能性がある

ホイール付き交換のデメリットは、以下の通りです。

  • ホイールとタイヤ交換なので初期費用がかかる
  • はみ出したりしないホイールを選ばないと、違反になる

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軽自動車のスタッドレスタイヤの相場は?


軽自動車のスタッドレスタイヤの相場は、ご存知でしょうか。ディーラーやタイヤ専門店、カー用品店やネットショップなどタイヤは様々な場所で購入できます。また、金額もそれぞれで異なり、相場が分からないという方も多いでしょう。

ここでは、タイヤだけの相場とホイール付きの相場の価格を紹介します。スタッドレスタイヤ購入の判断材料の1つにしてみてください。

タイヤだけの価格相場

軽自動車スタッドレスタイヤのタイヤだけの価格相場は、以下の通りです。

13インチ 16,000~25,000円
14インチ 18,000~30,000円

※上記価格は、タイヤ4本の金額です。

国産メーカーと海外メーカーとでは、価格に大きな差があります。国産メーカーの方が価格が高い傾向にあり、海外メーカーの方が安い傾向にあります。特に、アジアンメーカーのタイヤは安く購入できます。

ディーラーやタイヤ専門店、ネットショップなどで取り扱いメーカーが異なるので、価格と性能とをしっかり見比べて選ぶ必要があります。

ホイール付きの価格相場

軽自動車のホイール付きスタッドレスタイヤの価格相場は、以下の通りです。

13インチ 34,000~39,000円
14インチ 44,000~48,000円

タイヤが良いから高い、悪いから安いという訳ではなく、ホイールの価格とタイヤの価格によって金額が決まるので、バランスを見て選びましょう。

タイヤ・ホイールセットで販売されているものは、セールで安く購入できることがあるのでチェックしておくとお得に購入できるかもしれません。本格的なシーズンになると、売り切れる可能性があるので注意しましょう。

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軽自動車のスタッドレスタイヤを安く買うには?


スタッドレスタイヤはノーマルタイヤと比べ価格が高いので、少しでも安く購入したいですよね。実は、スタッドレスタイヤを安く買うには、ちょっとしたポイントがあります。ここでは、スタッドレスタイヤを安く買うためのポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。

早めに購入

スタッドレスタイヤを安く買うには、早めに購入するのがオススメです。地域によって異なりますが、スタッドレスタイヤへの交換は10月から増え始め11月、12月にピークを迎えます。ピーク時期には、店舗のスタッドレスタイヤの在庫が無くなってしまうこともあります。そのため、ピーク前の9月や10月に購入すると自分の車のタイヤサイズを確保することができます。

また、9月10月にはスタッドレスタイヤがセールで売られていることもあり、少しでも安く購入できるかもしれないのでチェックしておきましょう。店舗によっては、早めに購入していても11月や12月にスタッドレスタイヤの取付をしてもらえるところもありますので確認するしておきましょう。

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中古スタッドレスタイヤを探す

新品のスタッドレスタイヤは高価なので、安く購入するために状態の良い中古のスタッドレスタイヤを探すという方法もあります。中古スタッドレスタイヤは、新品価格の3~5割程度が相場で、摩耗具合が1本ずつ異なったりします。スタッドレスタイヤの寿命は約5年と言われており、使用できる期間は新品より短くなってしまいます。

中古品を購入するときは、製造年や溝の残量、ひび割れの有無などをしっかり確認して購入しましょう。また、中古タイヤは様々なお店で販売されていますが、カー用品を専門で扱うお店で購入するのがオススメです。

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スタッドレスタイヤの交換ならタイヤ流通センターがおすすめ

タイヤ流通センターは全国に約180店舗を展開しているタイヤ専門店で、業界トップクラスの安さと見積もりの簡単さが魅力です。安さの秘密は、プロが厳選したタイヤで限られたタイヤサイズのみを仕入れているためです。また、タイヤ専門店なので、国内・海外メーカーのスタッドレスタイヤの種類も充実しています。各店舗に専門のスタッフが在籍し、愛車にピッタリなスタッドレスタイヤを予算や性能を加味して紹介してくれます。

タイヤ流通センターの特徴でもある、「簡単30秒見積もり」を一度試してみてください。タイヤサイズや車種を入力するだけで、3つのプランが表示されその場で見積金額がでます。3つのプランは、価格や性能、コストパフォーマンスに分けられており、自分の重視するものから選ぶことができるのでおすすめです。

タイヤ流通センターで購入したタイヤには、「タイヤ安心保証」を付帯することができ、タイヤがパンクした場合にタイヤ代金を最大2年間保証してくれるというものです。このような保証も付帯することができるのもタイヤ流通センターならではといえます。

軽自動車のスタッドレスタイヤを選ぶポイント


スタッドレスタイヤも種類が多く、どれを選んだら良いか迷う方も多いでしょう。「高いと良い、安いと悪い」という事ではなく、性能と価格を見比べる必要があります。

ここでは、軽自動車のスタッドレスタイヤを選ぶポイントについて解説します。スタッドレスタイヤを購入する際の参考にしてみてください。

製造年月日

製造年月日は、新しいものを選ぶようにしましょう。製造年月日は、タイヤ側面に例えば「2022」といったような4桁の数字で記載されています。最初の20は製造週を表し、後の22は製造年を表します。例の「2022」であれば、2022年の20週目に製造されたタイヤということになります。

タイヤはゴムでできているので、使用していなくても年数と共に劣化していきます。スタッドレスタイヤの寿命は3~5年と言われています。その年数が経過したからすぐ使用できなくなる訳ではないですが、ゴムが硬化したり性質が変化して、スタッドレスタイヤとしての性能が低下するので交換時期となります。購入する時は、製造年月日のチェックは忘れずに行いましょう。

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タイヤサイズ

タイヤサイズは、ノーマルタイヤと同じサイズを選んでおけば問題ありません。

しかし、少し小さいサイズのタイヤサイズにすることで、燃費性能が良くなり購入時の価格を抑えることができます。小さいサイズに変更する場合は、ホイールごと交換が必要な点に注意しましょう。

メーカー

タイヤメーカーは、基本的に国産メーカーを選んだ方が良いでしょう。国産メーカーは、日本の環境に合うように設計し製造していますが、海外メーカーはその土地に合うように製造されているので日本の環境に合わない可能性があります。

特に、降雪の多い地域の方は国産タイヤでないと、日本の雪道に合わず事故やトラブルなどの危険に合う可能性があります。

ただし、ナンカンは台湾メーカーですが、日本の土地でスタッドレスタイヤの開発を行っているので、日本の環境に適合しているといえます。このように、すべての海外メーカーが日本の環境に適応していない訳ではない点には注意しましょう。

燃費

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤよりタイヤゴムが柔らかくグリップ力がありますが、摩耗しやすく燃費は悪くなります。また、スタッドレスタイヤの方がノーマルタイヤより重量が重いということも燃費の悪化に繋がります。

1~2インチ小さめのタイヤを選ぶと、タイヤの重量が軽くなることで車両重量が軽くなり、地面との接地面が減ることで燃費が良くなります。ただし、サイズを小さくするときは、ホイールに他のパーツが干渉しないか確認して購入しましょう。

性能

スタッドレスタイヤには、「撥水タイプ」と「吸水タイプ」の2種類があります。
撥水タイプは、タイヤ表面のゴムが水を弾く素材でできており、水を弾くことで路面との密着を良くしグリップ性能を高めるタイヤです。吸水タイプは、タイヤに水を吸収する穴が空いており、凍った路面とタイヤの間の水を吸水することでグリップ力を高めるタイヤです。
雪上では2つにあまり違いはないですが、氷上では吸水タイプの方が優れています。自分の周りの環境や走行する道路状況に応じて選択しましょう。

また、スタッドレスタイヤを選ぶ上で「氷上性能」「雪上性能」「高速性能」「燃費」「寿命・耐摩耗性」「素材」「対称性」などの性能や特徴は、タイヤによってことなるのでしっかりチェックして選ぶようにしましょう。

寿命

スタッドレスタイヤの寿命は、3~5年と言われています。溝が残っていたとしても、年数の経過とともにタイヤが劣化し性能が低下します。特に劣化し性能が低下したスタッドレスタイヤは、事故につながる危険性が高くなります。製造年月日をしっかり確認して、3年経過していたらスタッドレスタイヤの交換を検討しましょう。

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軽自動車のスタッドレスタイヤを交換する際の注意点


スタッドレスタイヤを交換する時の注意点はご存知でしょうか。また、スタッドレスタイヤに交換した後は履きっぱなしで、春にノーマルタイヤに交換するまでそのままという方もいらっしゃるでしょう。スタッドレスタイヤの性能を十分に発揮させるために、ここでは2つの注意点を紹介します。

4本まとめて交換する

スタッドレスタイヤの性能を十分に発揮させるためにも、4輪全てに装着する必要があります。走行している車を見ると、前輪のみ又は後輪のみにスタッドレスタイヤを装着している車を見かけます。タイヤチェーンであれば駆動輪に装着すれば良いですが、スタッドレスタイヤはそうはいきません。仮に前輪のみにスタッドレスタイヤを装着して後輪はノーマルタイヤの場合、カーブなどで前輪は良くても後輪がスリップしてしまい流される危険性があります。

このような事態を防ぐためにも4輪全てにスタッドレスタイヤの装着が必要なのです。スタッドレスタイヤの購入時は、1本で売られているものや、4本セットで売られているものもあり、セットで売られている方がお得なケースが多いのでセットで購入し交換しましょう。

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定期的にメンテナンスする

スタッドレスタイヤに交換した後も、空気圧のチェックや状態のチェックなど定期的なメンテナンスを行いましょう。定期的なメンテナンスを行うことで、タイヤに異常があった場合に早く見つけることができます。また、タイヤを良い状態で保つことでスタッドレスタイヤの性能をしっかり発揮することができます。

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まとめ

今回は、軽自動車のスタッドレスタイヤの相場や安く買う方法、スタッドレスタイヤを選ぶポイントや注意点などについて解説しました。スタッドレスタイヤはノーマルタイヤより相場が高いですが、早めに購入をするなど少しでも安く購入する方法はあります。

スタッドレスタイヤを選ぶ際は価格のみを見るのでなく、性能や製造年、サイズなどをチェックし自分の求めるタイヤを選ぶようにしましょう。また、スタッドレスタイヤに交換した後も空気圧のチェックなどのメンテナンスは、定期的に行うことがタイヤの性能維持や早期劣化を防ぐために重要です。

今年の冬はスタッドレスタイヤをお得に購入して、安全にドライブしましょう。

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監修者:こげパン
現在、一級自動車整備士(整備士歴10年)として整備工場に勤務。専門学校卒業後、輸入車ディーラーに整備士として勤務、6年間で3社を経験。その他、「国家二級ガソリン自動車整備士」「国家二級ディーゼル自動車整備士」「アーク溶接」「低圧電気取扱者」の資格を保有。

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